いけばな嵯峨御流

11月15日 華道総司所主催 「花の宴Ⅲ」が開催されました。

ホテルグランヴィア京都 古今の間において開催された 「花の宴Ⅲ」。今年のテーマは「舞」です。

黒沢全紹大覚寺門跡猊下ご臨席のもと、特別ゲストとして株式会社龍村美術織物取締役営業本部長 武村恭志様をお迎えして、約130名の嵯峨御流権法印以上の称号者の皆様や全国司所長様とともに、特別な親睦会をもたせていただきました。

祝い花として、まず、舞台には華道理事による紅白一対の大きな荘厳華のライブです。この度の宴「舞」にちなみ、能の演目の中で おめでたい時に舞われる「石橋(しゃっきょう)」をテーマにプロデュースさせていただいたものです。お囃子の笛・大鼓・小鼓・太鼓が奏でる、深山にしたたり落ちる露や、力強く豪壮な響きの中で、舞台中央に飾られた牡丹柄丸帯の左右に、紅白の作品が二作同時に豪快にいけあげていく様をお楽しみ頂けた事と思います。

「石橋」のあらすじは、日本から平安時代に中国に渡った僧が、文殊菩薩の霊跡で知られる清涼山(しょうりょうせん)を訪れると、そこには細くて長い、まるで虹のような形をした橋が架かっており、その向こうは文殊菩薩の浄土だと、橋の手前で童子の姿をした仙人に告げられる。対岸の極楽浄土へ渡ろうとするが人間がたやすく渡れる橋では無いと呼び止められて、言われるままに橋の手前で待つ。能で特に有名な場面は、この石橋を象徴する台と赤白の牡丹が中央に置かれ、僧の前に文殊菩薩のお使いである獅子が囃子にのって現れ、勇壮で豪快な獅子舞を披露して舞台は極楽浄土と化す、というものでお正月などにふさわしい曲とされています。

石橋の舞台に置くべき牡丹の花を、この度は龍村織物様の大牡丹印金の豪華な丸帯をお借りし、舞台中央に飾らせていただきましたので、いけあがった作品の前で、龍村織物の武村様とのトークショーで、帯のお話などを伺うことができました。

宴の始まりに際し、黒沢全紹門跡猊下のお言葉。続いて草津栄晋総務部長のごあいさつは、御療養中の江頭弘勝宗務総長からのメッセージを代読されました。そして、乾杯の発声で賑やかに開始となりました。司会進行は青野直甫華道企画推進室副室長。

各テーブルで、皆様をおもてなししてくださいましたのは、内局の草津栄晋総務部長、竹原善生教務部長、田村快光財務部長、岡田脩克副総裁、垣花悦甫副華務長、関灘知甫副華務長、服部孝月華道企画推進室長、西村強甫学院長、田中喜久甫研究所長、本田博甫理事、光岡道寛理事、村上巨樹理事、冨岡紀甫副学院長、黒田祥甫副学院長、下村久仁甫副研究所長、谷田緑甫副研究所長です。

宴がたけなわとなった頃、舞台で花街の芸舞妓さん4人の華やかな舞が披露されました。舞が終わってからは、各テーブルで、芸妓さんや舞妓さんを囲んでの写真撮影で賑わっていました。グランヴィアホテルのお食事を楽しみながら、福引や、月刊嵯峨の懐かしい写真をプロジェクターで映して昔話に花を咲かせたりして、和やかで楽しい宴は、時の過ぎるのを忘れるほどで、最後に田村快光財務部長様のご挨拶にてお開きとなりました。

ホワイエでは、華道総司所販売課の方が新製品の「月の華」のお菓子やオリジナル商品のご紹介と販売があり、月の華は人気で、間も無く完売でした。

会が賑やかで楽しいものになりましたことは、ご参加くださった方が主催者の心を汲み取り、自ら進んで一座建立の気持ちを持って臨んでくださったからだと思います。また主催に関わる人が、参加者に喜んで頂きたいという想いで皆心を一つに通わせあった賜物。

どのような会においても、お互いの心を汲み取る気持ちで臨むことの大切さを痛感した、実り多い宴となりました。皆様有難うございました。

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