いけばな嵯峨御流

1月17日。いけばなインターナショナル京都支部新年会で、デモンストレーションを致しました。

1月17日。いけばなインターナショナル京都支部からの招聘を受け、京都ブライトンホテル1階において約1時間のデモンストレーションを致しました。

御来賓、タイ王国副総領事チャニダー ガモンナウィン様、フィリピン総領事夫人エリ ヨシダ様 、オランダ王国総領事夫人ウォルス音音様にご挨拶させていただきました。I.I.会員、嵯峨御流からも大勢のご参加で、約170名の皆様が集われました。金屏風が巡らされた豪華な慶翔の間でのデモンストレーションは、舞台上に祝意をこめた朱色の花台を敷いて、松(富士と三保の松原)、竹(文人華「富貴孝養」)をいけ、舞台脇左右の金屏風の前に梅(紅梅・白梅)を2作。続いて舞台上で景色いけ「深山の景」、最後に今年4月に沖縄で開催される第11回I.I.世界大会への想いを託して「沖縄の野辺の景」をいけました。

 

I.I.のモットー<friendship through flowers>

花は国や言葉を超えて、親愛の情を伝えるものです。

今回も、京都支部会長様をはじめ、役員の方々の献身的なご奉仕とおもてなしの御心が隅々まで行き届いた、華やかで楽しい新年会でした。

そして4月12日から15日まで沖縄で開催される世界大会には、世界60カ国164支部から1100名のいけばな愛好者が来日されると伺っています。13日は嵯峨御流のデモンストレーションが行われます、今から世界の会員の皆様と、お花を通じて平和を願い喜びの心をわかちあえることが、今からとても楽しみです。

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三保の松原を見たてて。富士の姿は、心眼で感じて頂きたいと思います。

 
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文人華「富貴孝養」。写真は、阿部朋也様 撮影。

 
 
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白梅とパフィオペディルム。

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紅梅とシンビジウム。

 
 
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深山の景。写真は阿部朋也様 撮影

 
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沖縄の、野辺の景。写真は阿部朋也様 撮影。

 
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向かって右から、I.I.京都支部会長 川本陽子様、中央は、オランダ王国総領事夫人ウォルス音音様、フィリピン共和国総領事夫人エリ ヨシダ様 、I.I.神戸支部会長 ナンシー伊藤様。

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いけばなインターナショナル京都支部会長 川本陽子様のWelcome Speech

 
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いけばなインターナショナル広島支部長 青野直甫先生から、広島で8月7日に開催される「国境のない無い花たち展~8月~」いけばな展のお知らせ。「国境の無い花たち展2017 ~8月6日にひろしまで花をいける~」がシャレオ紙屋町中央広場で開催されます。昨年、私も出席させていただきました。これは、一人のフラワーアーティストが、1986年4月に起こったチェルノブイリ原発事故を発端に、その後の10年間毎年8月6日に広場の地を訪れ、ただただ平和を願って花を生け続けた「平和を願う花いけ」が、その後、共鳴者の手によって続けられ、現在は青野先生が会長を勤めるI.I.広島支部によって受け継がれているものです。

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