華務長の部屋

辻井ミカ

いけばな嵯峨御流 華務長 華道家 辻井ミカ

Profile

辻井ミカ先生は、祖父・父の跡を継ぎ昭和43年より嵯峨御流に入門され、平成2年派遣講師となり本格的に華道家としての活動を開始される。

平成8年華道芸術学院教授に任命されたのを始め、華道評議員、華道理事、華道企画推進室副室長等の総司所役職を歴任、平成16年より平成26年3月まで弘友会司所の司所長に就任される。

そして平成26年4月1日より華道総司所華務長に就任。
現在 嵯峨美術大学評議員、日本いけばな芸術協会理事、大阪府花道家協会常任理事、いけばな女性作家展運営委員、大正大学客員教授を務められる。

華務長からのお知らせ

能登司所創立50周年記念華展「京都一千二百年の華・嵯峨御流いけばな展」

11月16日(日)爽やかな晴天の一日、金沢市内の「めいてつ・エムザ」での華展を訪れました。

デパートの中の会場は、華やかな光と色彩を放ち、遠くからでもひときわ目につきます。一般の方も入りやすいオープンな雰囲気で、入口からは晴れやかな御所車・花衣桁・荘厳華・少し奥に七曲など、嵯峨御流らしい雅な作品が一目に見えて魅力的な会場構成でした。また、会員の方の作品には、ご自分の足で探された花材も多く使われていて、作者の深い思い入れなどのお話しを伺えたことは、とても楽しい事でした。

この度の創立50周年記念華展を契機として、司所の益々のご発展と、創立以来半世紀にわたる歴史が次世代に引き継がれることを願っております。

写真は、16日にお出逢いできた、能登司所長山本礼甫先生 実行委員長江尻祐甫先生 相談役河崎雪甫先生

江尻邦甫先生 実行委員広島久美甫先生と共に。

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11月15日 遊花一日 秋期大学

@_MG_2616総司所会員限定企画、「遊花一日 秋期大学」が開催されました。朝礼で、門跡様に続き、受講生に一言ご挨拶をいたしました。この日は、またと無い晴天に恵まれ、大覚寺境内では嵯峨菊が展示されていますし、夜はライトアップイベントも行われていて、嵯峨野大覚寺を満喫して頂ける好日です。

講習会は、華道芸術学院学院長、西村強甫先生の担当で行われました。デモンストレーションのテーマは「寄せ筒の心をいける」、午後の実技は「二管筒」です。生花・寄せ筒の講義とデモを通して、西村先生は<和>を大切にすることを強調され、自らが素直に変わっていくことの大切さと、また人と人の繋がりの重要さという事もお話しになり、受講者は改めていけばなの原点を感得する、良い機会となりました。

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こんなに可愛いデザイン!大覚寺の行事へお越しくださった方へのプレゼント

9月、大覚寺の観月の夕べの3日間に、わざわざ足を運んでくださった皆様のために、何かお土産を、と大覚寺企画課のスタッフが考えられたのが、この可愛いデザインのエコバッグです。よく見ると、大覚寺の四季折々に見られるお花がデザインされています。真ん中の大覚寺「八葉蓮華」の御紋をお花が取り巻いて、一年の四季・悠久の時の流れを感じさせてくれます。お寺を愛するスタッフだからこそ、こんな素敵なデザインができるのだな、と思いました。このエコバッグは3000個が作成され、全て参拝者に差し上げたのでもう残っていません。

でも、次の企画「大覚寺夜間特別拝観「真紅の水鏡」」では、何か違うプレゼントを差し上げるべく、企画スタッフが考えておられるようです。お楽しみに!

※大覚寺ライトアップ 11月14日(金)~12月7日(日)17:30~20:30まで(入場は20:00まで)

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我逢人(われひととあうなり)

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今月の月刊『嵯峨』、門跡様の御言葉は「我逢人(われひととあうなり)」。「世の中は常に人と人との関わり合いです。私達は人との関わり合いの中で悩みます。しかし、人との関わり合いの中だからこそ、救われることもあるのです。」と語られています。 

さて、先月 大阪高島屋で、第47回日本いけばな芸術展が開催されました。その会場で当番をしていた嵯峨御流の先生のところへ、ある方がこられて「嵯峨御流のお花を習いたいのです」と仰しゃいました。先生は、ご住所などをお聞きし、最寄りの地域にお住まいの先生にすぐさま取次いで下さり、その方は念願の嵯峨御流を習う事になりました。このように、出逢いは、あらゆる場にあって、人と人が触れ合うことで形になっていくものだと思いました。

日常生活においては、心配事やくよくよ悩むことは少なくありませんが、そのような心の状態でも気持ちを切り替えて良い場へ出かければ、思いがけない良い出逢いがあるものです。昨今、いけばなを習う方が少なくなった、という嘆きの声をよく耳にいたしますが、先生は家で待つばかりではなく、一人でも多くの方にこちらから出逢いに行く心持ちで、明るく外へ出て人と話してみると、意外なつながりが生まれるかもしれません。門跡様のお言葉の続きは、「全ての始まりである出逢いを、否定的でなく、前向きに見ていくことが大切です」と、人にとって出逢いの尊さを教えて頂きました。「我逢人」このお言葉から、私が改めて実感したことは、意志と行動は意外性と出会いを生み出す創造活動だということです。

 今月のいけばなは貝塚伊吹・古木・ナナカマド・富貴草・菊

家を出て戸外の自然にふれ、時には足を延ばして大自然の中へと身を置くことで、心の垢を払拭する。このような心境で深山の景を想い花で表現しました。

 

いけばな嵯峨御流「ぐるーぷ七草」の花展を拝見しました

30年来のいけばな嵯峨御流同好会「ぐるーぷ七草」の華展が建仁寺塔頭の西光院で開催されました。

一昨年に会友の川上浩甫先生・松川博甫先生が亡くなられ、今回はお二人の追悼の心を込めた華展でした。お酒がお好きだったお二人の為に、本堂には大きな銀杯がしつらえられ、訪れたお客様が一輪ずつ銀杯にお花を献じる趣向で、杯の向こうで微笑むお二人のお写真が、ひときわ心に染み入りました。

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京都府立植物園創立90周年記念式典会場に嵯峨御流が挿花

10月25日、創立90周年を迎えられた府立植物園で、記念式典の会場に伊東美知甫先生が挿花されました。

背丈3mほどもある猩々椰子(ショウジョウヤシ)・バショウ・セローム・ドラセナ・カンナ・百合など。

10時半からの式典では、山田啓二京都府知事様、京都市長代理藤田副市長様をはじめとして、多くの御来賓による祝賀行事が行われ、風に揺れる猩々椰子が祝賀ムードを盛り上げているように見えました。

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11月8日、特定非営利活動法人Quality of Life Foundation「医科学研究者国際支援協議会」が開催したPINK BEAUTY2014<8thチャリティー・ガラ・パーティー>に嵯峨御流が協賛しました。

特定非営利活動法人Quality of Life Foundationは、乳がんをはじめとする女性疾患についての予備知識の普及啓発を促進するとともに、医科学研究者の国際相互交流による医療発展のための研鑽を支援することにより患者の皆様に希望と勇気をもたらす架け橋となり人々の健康と生活の質の向上を実現し、国際相互理解の促進に寄与して

いる団体です。特定非営利活動法人Quality of Life Foundation「医科学研究者国際活動支援協議会」が主催するPINK BEAUTY2014 <8th チャリティー・ガラ・パーティー>に嵯峨御流が協賛しました。慈しみの心をもって、かけがえのない命を大切にするという点はいけばなにも通じることであり、今回のチャリティーに協賛することは、命の大切さをいけばなで表す嵯峨御流の精神と合致するものだと思うからです。また、協賛させていただくことで、世界の方に嵯峨御流の精神を知っていただける機会でもありました。

写真は、講演をなさった山内英子先生と、御所車の前で撮ったものです。

※山内英子(ひでこ)先生:聖路加国際病院乳腺外科部長/ブレストセンター長。 特定非営利活動法人Quality of Life Foundation「医科学研究者国際活動支援協議会」メディカルアドバイザー

 会場である東京アメリカンクラブには、230名余りの御来賓や各界の名士が集われ、その中には、各国大使閣下のご参加があり、豪華なパーティーでした。会場ロビーにいけた御所車の前で、参会者の方々が記念写真を撮られるお姿を嬉しく思いました。また28卓のテーブルにも、嵐山の竹を使ったテーブル花が飾られ、それらのお花は嵯峨御流有志の先生の寄付によるものでした。

 

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嵯峨御流北海道司所いけばな展「花の心をつなぐ」~南秀月先生七回忌によせて~

11月2日・3日の両日、札幌時計台ビルギャラリーにおいて、追悼華展が開催されました。見事な紅葉に彩られた御所車に迎えられて、丁寧にいけられた作品の数々を拝見させていただきました。故 南秀月先生は国内外へのいけばなの普及に努められた方で、特に嵯峨御流のベルギー支部を長年にわたり指導なさるなど、大きなご功績を残された方でした。2007年10月の、「ニッポンノケシキ」イベントで、風景をテーマにした、ヴァイオリンとのコラボレーションでの先生の華麗なデモンストレーションのお姿は記憶に鮮明に残っています。 華展には、先生のお人柄をお慕いされる多くのファンの方々が集われたようです。元司所長坂野侑月先生・現司所長有馬実佐甫先生を中心に、この華展で司所の絆が一層強くなりますように、益々のご発展をお祈りしています!

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京都嵯峨芸術大学 学生華道展

11月1日、学生華展を拝見してきました。130名余りの学生がいけた会場は、とてもパワーあふれるものでした。また、一作一作が丁寧にいけられていて、とても見ごたえがあります!昨年まで、私は京都嵯峨芸大の華道授業を担当していましたので、格別の思いがあるのですが、みんな、確実に進歩していました。6クラスを受け持つ9名の講師の先生方の愛あふれるご指導の賜だと思います。この大切に育てられた<種>が、未来に美しく大きな<華>となって開きますように、と心から願っています。

ところで、この大学で華道を学ぶことは、非常に幸運なことだと思います。希望すれば2年間で師範を、4年間で教授の資格を取ることができます。また、美しい自然が身近にあり、その自然の風景をいけばなで表現する方法を学ぶことができるからです。嵯峨御流の花には、自然と共にある生命の大切さ、花を通じて世界平和を願う心が息づいています。そして、卒業後は広い世界へと羽ばたいていく学生が、当流独特の、水の流れの表現を自分の身に着けて、自信をもって自分の風土をいけばなで表現し、異分野の人と理解を深めるきっかけとしていただきたいと思います。いけばなは、かけがえのない自然という地球環境を大切に思う心を美的に表現するものだからです。

 

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京都御所 秋季一般公開に嵯峨御流が挿花【写真更新しました!】

嵯峨御流 京都地区連絡協議会の先生方と共に、挿花致しました。

この度の作品は、桐・蛇の目松・カリン・鶏頭・椿 など。場所は、紫宸殿の東回廊の中央です。

10月30日(木)~11月5日(水)までの7日間で見学は、申込手続不要で無料です。

入門時間 午前9時(開門)から午後3時30分(閉門)まで。

京都御所のお花は、毎朝京都地区連絡協議会の先生方が丁寧にメンテナンスをして守って下さっています。10月29日にいけこみをしてから、今日で5日目。お花はしっかりと元気に持っていて、桐のお花が咲き出しているようです。嬉しくて、思わずご報告させていただきました。11月5日まで、先生方に引き続きお世話になります。一般の皆様に、先生方の真摯なお心が届きますように。

 

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