2月27日・28日。大阪府花道家協会の研修旅行で和歌山へ。
2月27・28日の両日、34名の先生方とご一緒に、熊野本宮大社に詣で、南部梅林、熊野水軍の基地であった三段壁洞窟、千畳敷、などを見学。
宿泊は、開湯1800年の「湯の峰温泉」。”紀伊山地の霊場と参詣道”の構成資の構成資産の一部として、温泉としては世界で唯一の世界遺産にも登録されているところです。
旅をすると、同じものをみて感動したり思いがけない事を共有し、ぐっと親近感が増してきます。特に華道家の方々と一緒にいると、やはり興味は植物。知らない同士でも花や木を見つけると、つい隣の人に話しかけてしまいます。
驚きや感動、喜びを共にしながら人はつながっていくのだなと感じた、貴重なひと時でもありました。
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嵯峨嵐山駅6:50
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南部梅林へむかう道中
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南部梅林へむかう道中
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南部梅林
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「一目百万 香り十里」と称される南部梅林。
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三段壁洞窟への道中、キダチアロエ
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三段壁洞窟内部
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三段壁洞窟内部
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湯の峰温泉 源泉でゆで卵
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湯の峰温泉 。温泉水で炊かれた朝粥。
京都市右京区民美術展。 嵯峨美術大学 華道授業履修者による挿花
毎年、展覧会の会場花を、嵯峨美術大学の華道嵯峨御流授業履修者がいけさせて頂いています。平成31年度の作品をご紹介します。
京都市右京区役所5階(サンサ右京)において、第32回右京区民美術展が2月22日から25日まで開催されました。日本画、洋画、書、写真、工芸、その他の分野があり、私も審査員を務めさせていただいています。
会場内には、審査員作品展示席が設けられており、また嵯峨美術大学華道授業履修生による挿花も花を添えています。
私がいけた作品は、「糸柳長閑のいけ方」です。
大阪美術倶楽部主催「第四回大美アートフェア」での挿花
2月23日から25日まで開催された大阪美術倶楽部主催「第四回大美アートフェア」に挿花させて頂きました。
玄関迎え花は、尾形光琳の紅梅白梅図をイメージしたもの。二階の千住博作Water Fallの前には、飛沫をイメージした木瓜の作品です。
http://www.daibi.jp/artfair2019/
辻村史郎作壺
今回は西村強甫学院長による、寄筒の講義とデモンストレーションでした。
西村先生が、ご自分の竹器を持ち出して下さり、素晴らしい寄筒と五重切りの作品を拝見させていただきました。廊下には、いま盛りの梅を用いたステキな心粧華想い花が、一階にも二階にも配され、受講生の皆様を温かく迎える気持ちが溢れています。
参加者は皆、深くて楽しい生花の世界に浸らせて頂いたのではないでしょうか。
「遊花一日」の企画は、担当される講師の世界観を堪能できる、特別な機会なのです。
https://www.sagagoryu.gr.jp/post_id_14375/
2019年2月17日 京都駅新幹線コンコースで、いけばな展を拝見。第40回記念「京都名流いけばな展」
京都名流いけばな展の、嵯峨御流後期展を拝見しました。
前期展はこちらです。
https://www.sagagoryu.gr.jp/post_id_14314/
2019年2月17日。嵯峨御流華道徳島司所創立85周年記念華展を拝見しました。
神々しいような空と海の情景に感動しつつ、高速バスに乗って、明石海峡大橋を渡り徳島へ。徳島駅前のホテルクレメントに入ると、会場へ到着するまでの道すがらエスカレーターのところなど随所に趣向を凝らしたいけばな作品で出迎えてくださいました。
雅な朱塗りの御所車、阿波名産の藍染めを用いて風景を描いた大作、剣山の心象風景、伝承の華、空間を生かした作品など、嵯峨御流ならではの雅趣ある作品から、新花「花がさね」まで、力強くいきいきといけられていました。花材は会員の皆様が自分で育てたり、探して来られたもの、また山採りの植物を自分の足で探して来られたそうです。5年前の華展の後、次の5年後にはこれを使おうと思い育ててきた、など、一人一人が想いを込めていけられていることが素晴らしいと思い、一層嬉しく拝見させて頂きました。
2019年2月13日 京都駅新幹線コンコースで、いけばな展を拝見。第40回記念「京都名流いけばな展」
2月13日。公益財団法人日本いけばな芸術協会広報部の会議のため、東京へ向かいました。その行き帰り、たのしみにしていたのが、京都駅新幹線コンコースで、毎年冬のこの季節に展示されているいけばな展「京都名流いけばな展」です。
ちょうど、2月12日から17日まで嵯峨御流が出瓶されていますので、ご覧いただきたいとおもいます。嵯峨御流の作品をご紹介します。15日から17日までは新たに2名が出品されます。
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垣花悦甫 2月12日から17日まで展示
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谷 洋甫 2月14日まで展示
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大槻敦甫 2月14日まで展示
会期:平成31年1月22日(火)~3月3日(日)まで、
会場:JR京都駅 新幹線コンコース(改札内)でされています。
新幹線の改札内に入れば、誰でも拝見できて親しみやすい素晴らしい場でした。今回40年目で最終回となるそうで、大変残念に思います。
1月19日。嵯峨御流瀬戸内司所創立50周年記念華展を拝見しました。
1月19日(土)・20日(日)の両日、今治市のタオル美術館及びレストラン王府井2階ホールで開催された、瀬戸内司所創立記念華展のオープニングによせていただきました。
テープカットは、伊勢俊雄理事長様ご臨席のもと、ステキなヨーロピアンガーデンにて野外で行われました。
蠟梅を用いた七種宝器の作品、山から海までの風景を階段状の設えにして景色いけで表現された作品、などなど会員皆様の力作を拝見したり、花材を探すご苦労話などを伺うことができました。
会員のかた、またご来場の方々の沢山の笑顔に接して、会員はもとよりそのご家族の献身的なご協力のお力が結集して、この華展がより一層輝くように活気に満ちているのだと痛感致しました。
この会場に伺ったのは初めてで、タオル美術館の館長様から今治のタオル生産の歴史なども伺うことができました。
華展を拝見したあと、いろいろなタオル製品を見学したり、一階のカフェテラスで様々な柑橘類の植木を眺めて楽しい時をすごさせていただきました。
2月10日。茨木司所創立50周年研究発表会「時鏡」を拝見しました。
茨木神社の儀式殿および参集殿にて開催された華展は、主として嵯峨御流の伝承花の研究の成果を存分に発表されつつ、野外作品などには場を生かしつつ遊び心のあるインスタレーションも展開されていました。
また、一室には、嵯峨御流独自の御題花器や、「花がさね」、テーマである「時鏡」を表現したコーナーなど、会員皆様の力作を拝見させていただきました。寒い中でしたが、会員の皆様が随所にスタンバイされ、また外に出て来客をお迎えしてくださり、心温まる、ステキな花会でした。
華展会場を出て、由緒ある茨木神社を参拝させていただきました。浄らかな気配に満ちた境内でした。でも、沢山の樹木や土塀が昨年の大阪府北部地震と、台風21号により甚大な被害をお受けになったと伺い、心が痛みました。