大丸京都店での華道京展 前期
嵯峨御流
石川利佳甫
上西千甫
榎 孝甫
3名の合作「花衣桁」作品の写真です。
花材 燕子花 黄梅
後期は4月7日から9日まで。出品者が変わりますのでぜひご覧くださいませ。
華道京展ご案内
大丸京都店で開催中の華道京展、前期が終わりました。後期は4月7日から9日です。作品を変えて展示しますのでぜひご高覧くださいませ。
前期作品
花材 レンギョウ、ボタン
花器 ステンレス製 寄せ筒
敷板 メタルプレート吉祥(嵯峨御流オリジナル)
華道京展ご案内
嵯峨御流の月刊誌、「嵯峨」
4月号の私の作品は、桜に筍を取り合わせました。桜前線を追いかけるように、まもなく筍前線が北上するのだとか。あらゆる芽や想いが、その夢に向かってスクスク伸びて行きますように。筍には、新年度を迎える喜びを託しました。
月刊「嵯峨」は、テキストにもなる研究講座参考花などがA4サイズで掲載されています。ぜひご購読下さいませ。
https://www.sagagoryu.gr.jp/gekkan-saga/#gallery
容真流の華展が大阪府立ドーンセンターで開催され拝見いたしました。お家元 櫻居一真様の御作品のみご紹介させていただきました。

3月30日。北攝司所創立75周年記念華展 「花キュン」
豊中市文化芸術センターで開催された華展会場は、広いオープンスペースをうまく生かされておられました。雪柳の滝のような構成から御簾越しに会場が見渡せる作品はプロローグのようでありました。司所75年の歴史を石碑に見立てたオブジェで表現なさるなど、とても独創的です。当流独特の「景色いけ・七景」を一つの作品にされたものや、数々の伝承華・心粧花等々別席のお茶席の珍しいイワヤツデの茶花に至るまで、挿花なさる方のお心持ち、おもてなしの心、誇らしいお気持ちが伝わってくるようでございました。
わたくしの撮らせていただいた写真ではお伝えし尽くせませんが、ご紹介させていただきます。
学校法人大覚寺学園 嵯峨美術大学、大学院、嵯峨美術短期大学。今年の入学生は大変多くて、講堂後ろの端まで入学生で満席で、親御さんや付き添われた方の入場は叶いませんでした。それほど活気に満ちた入学式に、今年も嵯峨御流の講師の先生方により歓迎のいけばなが飾られました。
午後の履修登録ガイダンスに際して、華道授業について説明するお時間をいただき、華道企画推進室室長青野先生と、今年度の授業担当講師とで、嵯峨御流授業の説明と翌2日に開催する体験レッスンの案内をお話ししました。
風光明媚な嵯峨の地に学ぶ学生のかけがえのない時間を、いけばなを履修してくださることでより豊かなものにしていただきたい。その想いが学生の皆さんに伝わりますことを願います。
華道京展 開催中です。
前期 石川利佳甫、榎 孝甫、上西千甫。
後期 梅津道甫、久胡眞奈甫。
わたくしは前期後期とも作品を変えて出品します。ぜひご覧くださいませ。
写真は前期の作品、会期中のためモノクロで。
令和6年4月4日(木)~9日(火)前期:4月4日(木)~6日(土)
後期:4月7日(日)~9日(火)
大丸ミュージアム〈京都〉(大丸京都店6階)
午前10時~午後6時30分(午後7時閉場)
※6日(土)、9日(火)は午後4時30分まで(午後5時閉場)
入場料:前売700円・当日900円・大学生以下無料
主催:京都いけばな協会・京都市・公益財団法人京都市芸術文化協会・公益社団法人京都市観光協会
後援:京都市教育委員会
https://www.kadokyoten.com/
嬉しいこと。
庭の胡蝶侘助の、小指の爪ほどの蕾が弾けておちょぼ口
「なにもなにもちひさきものはみなうつくし」

2024年3月30日 夜7時からNHK生放送で大覚寺の桜
<NHK生放送2時間番組のこと>
2024年3月30日 夜7時からNHK生放送で大覚寺の桜が中継されるそうです。ちょうどお寺の桜が咲き始める頃ではないでしょうか。嵯峨御流の桜のいけばなをいけてお迎えするようですので、画面に少し映るかもしれません。
2024年3月30日(土)19:00~21:00
NHKBS/BSP4K「生中継 古都の春 光る君へ千年の桜~極上の夜桜と平安文化を堪能する2時間~」
<大覚寺春季名宝展のこと>
早速わたくしも寺内の霊宝殿で、屏風絵や優美な筆致の写本など拝見させていただきました。
18巻の「松風」には、「光源氏が造らせたお堂が大覚寺の南付近にあった」という記述の部分を実際に見ることができます。
第24帖「胡蝶」では、春の御殿の庭で龍頭鷁首の舟を池に浮かべているところが描かれていて、この様子さながらの風景が、大覚寺では春の華道祭(2024年は4/12〜14)と秋の観月の夕べ(2024年は9/15〜17)で体験できます。
*開催期間*
【前期】3月22日(金)~4月22日(月)
【後期】4月26日(金)~5月27日(月)
春の報せとともに、ベルギー・ルクセンブルグ支部からの嬉しいお便りが届きました。
創立30周年記念華展を盛大に開催されたのは2018年。
<記念華展の記事はこちらをご覧下さい>
以来今年で36年目となるのではないかと存じます。
支部長アストリッド・マトン先生が、
新しく支部のニュースレターを立ち上げられたとのこと、顧問の高橋文夫様からご連絡をいただきました。研究会日程の案内がメインだそうですが、
とかかれた部分をクリックすると、華道の意味を説明されるページに入れます。主として初心者を意識したニュースレターになっているとのことです。ぜひご覧下さいませ。
アストリッド・マトン先生は大学の教授でもいらっしゃるので、とてもわかりやすく資料をまとめられていますので。ただしフランス語です。
ベルギー・ルクセンブルグ支部も、令和8年の次号勅許1150年を楽しみにしておられるとのこと、何かベルギーと日本がコラボレーションできることはないかと、折に触れお話ししています。