「第55回日本いけばな九州展」 テーマは<強く、美しく。九州で夢ひらく。>
日本いけばな協会役員が担当した<熊本県伝統工芸といけばなのコラボレーション>のコーナーに、私は竹かごとのコラボレーションで出品しました。
花材:桜、楓、美人蕉、木苺
後期展会期は4月16日から18日まで。
<熊本県伝統工芸といけばなのコラボレーション>キャプションを引用しました。
「小代焼、水の平焼、松橋焼、高田焼、高浜焼、葛かご、竹かごは熊本の誇る伝統工芸品です。その伝統工芸品にいけばな作家が花をいけ、作品に仕上げました。先人たちの思いや技法などの伝統を再認識していただき、後世へまた継いでいきたいと強く願います。」
第55回日本いけばな芸術九州展。4月16日からの後期展。
熊本 鶴屋東館7階において開催中の「第55回日本いけばな芸術九州展」
テーマは「強く、美しく。九州で夢ひらく。」4月16日から18日まで後期展となります。
嵯峨御流後期4作品をご紹介致します。
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26番席 三村順甫
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49番席 大山茂峰
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59番席 牛尾直月
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96番席 伊勢能洲 土田翠洲 梅田優洲 坂口美洲 岸田純洲(5人席)
司所席の雰囲気をお伝えしたく、全てをご紹介出来ませんが抜粋して掲載させていただきます。写真が上手く撮れなくて申し訳ありません。
第55回日本いけばな芸術九州展。4月13日開会され、熊本へ。
熊本 鶴屋東館7階において開催された、第55回日本いけばな芸術九州展が、4月13日開会しました。13日から18日の6日間、前後期に分かれて218作品が展示されます。
前期に嵯峨御流から3作品、後期は4作品が出品されます。
わたくしは、後期に日本いけばな芸術協会理事席に出品致します。
お近くの方は、ぜひお立ち寄り下さいませ。
前期嵯峨御流の作品をご紹介します。
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26番席 松本理洲
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49番席 諸岡美佐甫
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96番席 諸岡宏明・福山廣甫・渡邉妙甫・中村智州・大瀬菜洲(5人席)
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4月8日から10日の3日間、嵯峨天皇奉献華道祭が大覚寺にて開催され、今年もコロナに配慮しての規模縮小とはいえ全国107司所のうち61司所の方々がいけこみに来られて、華道芸術学院の奉献花席にいけられました。皆様が花をいけられる真剣なお姿から、私どもも活気と勇気をいただきました。
役職者によるいけばなは、嵯峨寮、重要文化財の宸殿、供待、諸堂に飾られ、大玄関には世界平和を祈る花を展示しました。
作品を抜粋して、わたくしのスナップ写真ですがご紹介させていただきます。
華道祭は3日間とも快晴でしかも境内の枝垂れ桜がとても美しく咲き誇り、麗しいことでございました。大沢池に浮かぶ竜頭鷁首船は春風を受けて水面を滑るように行き交って。。。
境内は何処も美しく整えられ晴れやかで、お客さまや称号を拝受なさる全国司所の方々でとても賑やかでした。
知人の方から頂いたお写真とともに、今年の華道祭の境内の情景をご覧くださいませ。
4月10日に行われた嵯峨天皇奉献華法会では、尾池泰道門跡猊下が今年真言宗長者にご就任の印の朱色の長者杖を手に、お導師として勅使門から心経前殿へと進列を率いられ、心経前殿で京都の7司所代表による献花の儀がおこなわれました。この勅使門は皇族方や勅使の方の通られる御門ですので、このような儀式以外に開くことは滅多にありません。前日の習礼(しゅらい:予行演習)の際に門を間近から見上げると、日月星の三光の門になっていることがよくわかります。それぞれを表す月=兎、星=星座、日=鶏が彫られているのです。
いけばな作品は、次のブログでご紹介させていただきます。
https://www.sagagoryu.gr.jp/post_id_23718/
嵯峨御流 華道祭が4月8日から10日まで大覚寺にて開催されます。
大覚寺内重要文化財の宸殿、孔雀の間、嵯峨寮などに嵯峨御流の様々な花が生けられており、華道芸術学院2階には、全国107司所が、嵯峨天皇様への報恩感謝の心を込めて作品をいけています。また、今年は特に、世界平和を祈る大作が式台玄関にいけられています。
3日間を通して、観月台では立礼茶席が設けられ、桜吹雪舞う大沢池をのぞみながら一服していただけます。池に浮かぶ竜頭鷁首舟にも乗船できますので、ぜひこの機会にお越しくださいませ。
4月4日、「ギャラリー白」へ。
陶芸作家 田中 悠さんが出品されていると聞いて伺った。
「つつみもの」という袋のかたちを追求し作っておられる。
でも単に袋という言葉では、先入観が入るかもしれないので、この素晴らしい造形に出会っていただくことが一番良いとおもいます。
田中 悠さんは嵯峨美術大学(当時は京都嵯峨芸術大学)2013年に卒業されました。
桜満開の4月1日。
学校法人大覚寺学園 嵯峨美術大学・嵯峨美術大学大学院・嵯峨美術短期大学の入学式が行われ、式典会場の419名の息づかいと晴れやかな姿に圧倒される思いがいたしました。
「お祝いのお花は、華道嵯峨御流の先生方によっていけられたものです」と佐々木正子学長が式辞の中でご紹介下さいました。
本大学では、半年づつ華道ⅠからⅧまで、順を追って履修するプログラムを作っております。半年で1単位(半年ごとに実技と筆記試験があります)、許状を取得することもでき、2年間で「師範」4年間で「正教授」まで頂けるのは、日本でこの大学だけです。
前途洋々の未来を切り拓くのは自分の心の持ちよう。京都 嵯峨の地で、大学の教育憲章にうたわれている「やわらかな感性・豊かな美意識・かけがえのない自分」を大事に貴重な4年ないし2年を過ごして頂きたいと思います。
ご入学おめでとうございます!
年度末の今日。別れと出会い、悲喜交交が錯綜する。
今朝の大覚寺朝礼の後、明智門から出て松越しに桜咲くを見る。
