華務長の部屋

辻井ミカ

いけばな嵯峨御流 華務長 華道家 辻井ミカ

Profile

辻井ミカ先生は、祖父・父の跡を継ぎ昭和43年より嵯峨御流に入門され、平成2年派遣講師となり本格的に華道家としての活動を開始される。

平成8年華道芸術学院教授に任命されたのを始め、華道評議員、華道理事、華道企画推進室副室長等の総司所役職を歴任、平成16年より平成26年3月まで弘友会司所の司所長に就任される。

そして平成26年4月1日より華道総司所華務長に就任。
現在 嵯峨美術大学評議員、日本いけばな芸術協会理事、大阪府花道家協会常任理事、いけばな女性作家展運営委員、大正大学客員教授を務められる。

華務長からのお知らせ

いけばな女流選抜作家展。併催ジュニア展の作品をご紹介します。

2月22日から27日まで、前後期に分けて開催されている、産経新聞社主催の「いけばな女流選抜作家展 」併催「ジュニア展」。嵯峨御流ジュニア12名の作品をご紹介します。いずれも力作!です。

いけばな女流選抜作家展。後期展が大丸大阪心斎橋店北館14階にて開催中です。 ~後期嵯峨御流作品~

2月25日から27日まで、嵯峨御流後期作品を、ご紹介します。10時から20時まで。最終日の27日は17時閉場です。

 

いけばな女流選抜作家展。大丸大阪心斎橋店北館14階にて開催中です。 ~前期作品~

2月22日から24日まで、嵯峨御流前期作品を、ご紹介します。後期も是非ご覧下さいませ。

未生流(庵家 )いけばな展が2月23日から25日まで開催され拝見しました。

未生流庵家いけばな展を拝見しました。「花を楽しむ。」のテーマにふさわしく、すばらしい流儀花や現代花が、楽しげに誇らしげに語り合う会場。2月24日17時まで。25日は16時まで。JR芦屋駅北口、ホテル竹園3階。

2月26日まで(京都市)「右京区民美術展」。サンサ右京にて。

(京都市)「右京区民美術展」が、右京区総合庁舎 サンサ右京5階で開催されています。
区民の方々から寄せられた、絵画や書、写真、造形などが部門ごとに審査され、秀作に奨励賞が授与されます。この会場に、右京区からの依頼を受けて、嵯峨美術大学で華道授業を履修している学生有志がお迎え花を挿花しています。
2月24、25日は10時から17時まで。26日は15時閉場です。ぜひご覧下さいませ。

わたくしは、審査員の一人として、審査員席に「不老富貴」と題し、松と牡丹の文人華を、いけております。

 

2月11日。津山司所創立95周年記念華展「梅」を拝見しました。

 

津山市内のアルネ津山7階ベルフォーレ津山に於いて開催された華展を拝見しました。劇場内とホワイエを華展会場として上手くレイアウトされ、オープニングは「特別企画 津軽三味線『華』舞台」の演奏で大いに盛り上がりました。
舞台の一対の御所車、会員の皆様による梅のテーマを中心にいけられた作品の数々は、言葉を超越して、会員の皆様の花を愛し津山司所の歴史に誇りを持ち、さらに花を通じて漲る力を私共に届けて下さいました。

津山には大正年間に嵯峨の研究活動があり旧称 清翠会として華会も行われていたそうです。大正12年に華道総司所により全国の司所組織が整えられ正式に清翠会が司所となり、昭和8年に名称を津山司所とされ現在6代目光岡道寛司所長のもと華道発展に尽くすべく活発な活動をなされておられます。(※月刊嵯峨1000号記念誌より)


嵯峨御流の力は、全国109司所の一つ一つの輝きが合わさった姿です。
司所の力の源は、人。この度の花展でも、皆様の笑顔がとても印象的でした。先輩が築かれたものを積み重ねられ、未来の人が伝承し、時代の風に合わせながら、嵯峨の花態に込められた思想と自然観を、大切に喜びを持って守り伝えて行きたいと、わたくしも思いました。

 

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平成30年2月7日「富士」

本日、東京国際フォーラムで開催される「公益財団法人日本いけばな芸術協会」理事会に出席します。

今年の大きな事業としては、
東部では、5月24日(木)〜27日(日)「日本いけばな芸術特別企画in彩の国」が埼玉市の埼玉会館で開催されます。
西部では、10月3日(水)〜8日(月)、「第51回日本いけばな芸術展」が大阪なんば高島屋で開催されます。

どちらの展覧会にも、嵯峨御流はわたくしも含めて参加出品します。
お近くの方はせひお立ち寄りください。

今日新幹線から見た というより拝んだ という言葉がふさわしい「富士」は、威厳に満ちていました。

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2月5日。タンポポ@大沢池畔

立春大吉。
今年初めてタンポポが咲いているのを見つけました。最盛期は3月から5月頃
。今日からは日一日と暖かさが増して行く事を、タンポポが語っているように感じました。

2月3日。大覚寺星まつり節分会に参拝しました。

四季の変わり目の立春、立夏、立秋、立冬の前日は、季節を分ける日、すなわち節分と呼ばれます。それぞれ意味深い行事があったようですが、立春の前日の節分は節切りの暦の中では大晦日に当たるため最も大切な日とされています。
大覚寺では節分の午前十時に、寒いがゆえに清らかに感じられる心経前殿において、星まつり節分会が執り行われました。星まつりを供養する特別な法会は、響き渡る声明の前賛にはじまり、徐々に荘厳さが際立ってまいります。法会は大般若経転読法会といわれて、六百巻ものお経をまとめた経本を、大勢の僧侶の方が大声で早めくり早読みがなされ、その際には経本を机に打ちつけるバシン!という音がお堂にこだまして、身も心も清々しさに満たされます。
続いて、僧侶の方々、年男年女さんによる豆まきには、俳優の井浦新さんも特別参加され、大いに盛り上がりました。
最後に、「二月三日の法会は、密教ではその年の主な星曜や各個人の生まれ年などの、運命を司る『星』を供養し、世界と個人に一年間の幸福を願うのである」と、教務部長である竹原善生様のお話を伺いました。
私は以前に、ある方から、「意志とは運命を塗り変える創造活動である」という名言を承り、心にいつも留めております。人々の真摯な祈りは響となって人の心の中に意志を宿し、運命を塗り変える力を生み出すのだ!と実感しました。
戊戌の歳の立春を迎え、今秋の「嵯峨天皇勅封般若心経ご開封記念行事」及び嵯峨天皇様の御心を花で継承する「嵯峨御流創流千二百年記念行事」の遂行が、皆様にとって明るく良い事をもたらしてくれる結果につながるよう、私は全身全霊を尽くしていく決心を更に強く致しました。

 

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2月の花

月刊嵯峨2月号の、門跡猊下のお言葉に添えていけた作品です。

猊下のお言葉は「心地光明」
煩悩の私利私欲から脱却し、物事を正しく判断できる大きく清らかな心、光輝く仏さまの心を表わすものです。と述べられています。
欲を払い、心を研ぎ澄ませて心地光明の境地を目指す。
その心を、花に託しました。

この花は、蘭愛好家の方が大切に育てられている蘭の原種の一つ「パフィオペディルム・フィリピネンセ」です。姿、表情、スパイラルの花弁に心がときめく素敵な花を頂戴しましたので、バレンタインでもある二月号の作品としました。

コメントには、祖父辻井弘洲の遺語を引用しました。その全文をご紹介します。

花は生きている

花から話しかけられることもあれば花と語りあうこともできる

花を生けるとは花のもつもっとも美しい和合の姿を見いだすことである

花は心から喜びの表情を、あらわして生けられる

花の生命は限りなくこの世の果ての果てにまでも生かされつづくものである

格に入って格を外れ心のまなこをみひらいてはなのこえをきく

それは神佛とも語りあえる平和な楽しい世界である

 

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