いけばな嵯峨御流

華務長の部屋

いけばな嵯峨御流 華務長
華道家

辻井ミカ

Profile

辻󠄀井ミカ先生は、祖父・父の跡を継ぎ昭和43年より嵯峨御流に入門され、平成2年派遣講師となり本格的に華道家としての活動を開始される。

平成8年華道芸術学院教授に任命されたのを始め、華道評議員、華道理事、華道企画推進室副室長等の総司所役職を歴任、平成16年より平成26年3月まで弘友会司所の司所長に就任される。

そして平成26年4月1日より華道総司所華務長に就任。
現在 嵯峨美術大学評議員、日本いけばな芸術協会理事、大阪府花道家協会常任理事、いけばな女流選抜作家展運営委員、大正大学客員教授を務められる。

華務長からのお知らせ

一日一華。4月21日。

今日から、一日一華を目標に、毎日花を生けようと思います。花は、どんな場所にも、光と明るさをもたらしてくれます。

4月21日。大覚寺及び嵯峨御流華道総司所は、緊急事態宣言のもと5月6日まで閉庁しています。でも、寺中では数名の方々がお仕事や毎日のお勤めをなさっておられます。頑張ってくださる方々に少しでもホッとしていただきたくて、今日は職員玄関に花をいけました。

21日は弘法大師空海さまがご入定された縁日であり、御影供法要が、寺内のみで行われていました。


花材 イタヤカエデ 百合 カラー
花器 嵯峨好 桐竹紋花瓶 銘「鳳玉」山崎光洋作

 

 

The red sky at sunset in Hirosawa pond.

4月20日。広沢池にうつる夕陽に、不思議な力を感じて、夢中で撮ったもの。taken with iPhone

 

月刊嵯峨4月号。嵐山花霞の心象風景をいける

嵯峨御流の機関誌「嵯峨」4月号で、嵐山にある福田美術館をご紹介しました。福田美術館の庭は嵐山を借景として、近景にモダンな庭が配置されていて感興を覚えました。それに刺激を受け、私の花は、嵐山が全山桜に染まる風景を連想していけたものです。
保津峡から大堰川となり渡月橋を流れる辺りは、右岸は嵐山、左岸の堤は小倉山からなだらかに平地になります。さらに渡月橋から先の、嵯峨美術大学の辺りからは河原は一面ススキや菜花などに覆われます。作品では、諏訪蘇山作の器に、左岸の河原を見越して、花が咲きながら山を駆け上がるように感じる嵐山の心象風景をいけています。

撮影は、2月20日に行いました。その日の朝、実際に河原へ降りてススキを採取し、嵐山を見ながら桜を連想して。。。
https://www.sagagoryu.gr.jp/post_id_18642/

お家に花を

新型コロナウィルス感染拡大防止で、”Stay home”お家に居る時間が長くなりました。家族みんながストレスなく過ごせるように、花をいけてみませんか。花を置くスペースがない場合や和室の家でも、吊り花などいかがでしょう。
お家に花を!花から明るい気が広がることと思います。

写真は、我家の和室のコーナーに木の棒を渡して、その木に御題「望」花器を吊り、オンシジウム、チューリップ、胡蝶蘭をいけたもの。黄色は、人に活力を与えてくれる、ポジティブな色です。

「泰鳳」花器が誕生しました!

御即位を記念して、また令和改元記念として、生み出された花器「泰鳳」。

高御座の屋形と同じ八角の姿で、「八方」すなわちあらゆる方角に末広がりの発展を願うという思いを表しています。正面には菊花御紋章、背面には一対の鳳凰の間に嵯峨御所に伝わる桐竹紋様が描かれています。

こちらの動画でご紹介していますのでご覧下さい。

アメリカ ワシントンD.C.の桜だより

嵯峨御流 海外支部の方からメールをいただきました。その手紙には、このように書かれていました。
「美しい自然の風景を嵯峨御流のホームページにアップしてくださり有難うございます。ご存知の通り、私達は家に居るよう命令されていますので、今年はワシントンD.C.の桜を見に行くことができません。写真を通してしか桜を楽しむことができませんでした。また、平穏な日常になることを願っています。」
そして、ワシントンの桜だよりのホームページをお知らせ下さいましたので、ご紹介します。
世界的な新型コロナウィルス感染症拡大被害が一日も早く収束へ向かいますよう、祈るばかりです。
cherryblossomwatch.com

4月1日。祇王寺へ。

今日は桜雨の4月1日です。
嵯峨の美しい風景をご紹介しようと思い、予定の合間を縫って、祇王寺へ。
祇王寺の苔庭は、目に染みるばかりの鮮緑色のグラデーション。予想を超えた美しさでした。

3月30日。さくらさくら。

皆様、時節柄お出かけしにくい日々をお過ごしのことと思いますので、嵯峨のあちらこちらの桜のある風景をご紹介します。
まず、佐野藤右衛門さんのお庭の桜です。

4月10日から12日。嵯峨天皇奉献花を大玄関 供待にいけます。

3月29日。午後から大覚寺大沢池をめぐる。
花と新緑を、もっとひらけとばかりに春風が揺さぶります。

4月10日から12日まで開催予定だった嵯峨御流「嵯峨天皇奉献華道祭」を、新型コロナウィルス感染症拡大への対策として中止しました。
全国108嵯峨御流華道司所及び海外支部の代表が一堂に集まって挿花することは中止になりましたが、この期間に大覚寺大玄関前と供待に執行部が花をいけます。蔓延する不安が少しでも和らぎますよう、小さくても精一杯の心を込めて!

3月23日。嵐山逍遥

いつもは車で通り過ぎる嵐山を、今日は歩きながらゆっくりお散歩しました。渡月橋から、桂川の左岸を上流へと歩く途中に、月刊嵯峨4月号でご紹介した福田美術館があります。川に沿って細くなる道をまだ奥へと進むと、右手に亀山公園への石段が見えてきます。急なルートと穏やかなルートがあり、急な方を選んで亀山公園の中へ入りました。低い山ですのですぐに頂上へたどりつきます。嵐峡が展望できるところから、素晴らしい眺望が望めます。時間によって保津川下りの船を見ることもあります。わたくしが幼い頃から遊び場で走り回っていた懐かしいこの公園は、近年NPO「小倉山を守る会」によって地道な植栽作業がなされ、より一層美しく楽しい場所になりつつあります。下りは、小倉池や御髪神社の方へ降り、常寂光寺のお庭を拝見してから、麓へと。

 

 

嵐峡の景色を楽しんだあとは、そのまま歩いて、嵯峨嵐山の、和のスパイス専門店「かみ舎楽」さんに立ち寄りました。ちょうど社長の神舎さんにお久しぶりにお会いできて、しばしおしゃべり。
このお店は、もともと神舎さんのご自宅で、嵯峨でも指折りの御邸宅。その入口とお庭とお茶室だけを残して、あとは全てリフォームされモダンなお店とカフェにされたとの事。
スパイスは色にも香りにもお味にもこだわったお洒落なもの。パッケージまで、オーナーやスタッフさんの愛情が溢れていて、ここにしか売っていない素敵なものです。
お庭に面した一隅がカフェで、美味な「山椒ソフトクリーム」を呼ばれて、とてもリフレッシュしました。

場所は、大覚寺からも、嵯峨嵐山駅からも歩いて10分〜12、3分のところです。
https://kamisharaku.com/

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