右京区民美術展会場内で、毎日一人か二人の審査員によるギャラリートークがあり、2月14日はわたくしが10時から11時まで担当させていただきました。持ち時間は一人1時間以内ですので、各部門の奨励賞作品をお集まりの皆様とご一緒に見て回った後、嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学 嵯峨御流華道履修生のいけた会場花をご紹介。そしてわたくしの作品「轡(くつわ)留め」も解説させていただきました。残りの時間で、轡を組んで花留に使っていける実演をご覧いただきました。
ギャラリートークにお集まりくださった皆様に、心から感謝しています。
集合写真向かって右から4人目は 人見早知子右京区長様です。
右京区美術展は16日までです。お越しいただく時には、開催時間にご注意下さいませ。
15日は10時から17時
16日は10時から15時

2月13日から16日まで開催中の右京区民美術展。力作の数々が展示されていて、
各部門から奨励賞が選ばれておりますので、ぜひご覧くださいませ。
写真は、わたくしの作品です。
桜は自然の枝ぶりを生かしながら生花にしています。花留めは五徳。
株分にした菜の花は轡留め。轡を「花車」に組んでいます。
会場:サンサ右京
〒616-8104 京都府京都市右京区太秦下刑部町12
電話050-1722-7559
日程:2月13日(金)から16日(月)まで
開場時間:13日は13時から17時
14日・15日は10時から17時
16日は10時から15時

宸殿の南庭、左近の梅がほころび始めました。写真は2月11日に撮影したものです。
この日、嵯峨御流青年部SAGASの有志が、供待の花をいけてくださいました。お正月の白梅と松が、素敵に変身していますので、ぜひ実物をご覧になりにお運びくださいませ。
右京区民美術展 右京区役所にて 2月13日〜16日
右京区民美術展が、今年も右京区役所(サンサ右京)内5階で開催されます。
会場:サンサ右京
〒616-8104 京都府京都市右京区太秦下刑部町12
電話050-1722-7559
日程:2月13日(金)から16日(月)まで
開場時間:
13日は13時から17時
14日・15日は10時から17時
16日は10時から15時
どなたでもご自由に観覧できますので、ぜひお立ち寄りください。無料催しです。
会場には、公募作品のほかに、審査員の作品を展示する場所も設けられており、わたくしもいけばな作品を展示いたします。また、5名の審査員が、上記の4日間に別れてギャラリートークをいたします。
毎年、会場を華やかに彩る大作いけばなを、嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学の華道授業履修生有志がいけていますので、お楽しみに。
2月3日。
大勢の方が大覚寺 心経前殿にお集まりになり、節分会が営まれました。
一山僧侶を挙げて、大般若経転読法要を厳修され、参拝者に新年の幸福と心願成就を祈願していただきました。法会ののちに、僧侶と共に午年生まれの方も福豆をまかれて、私どもは清々しく浄められた思いがいたしました。大覚寺では、福は内、とだけ唱えながらお豆を撒くのだそうです。法会を終えて外に出ると、きらきら輝く光に包まれて、きっと良い年になる、そのように導かれる思いがいたしました。
< Ikebana International> The 70th Anniversary New Year Luncheon
1月29日。いけばなインターナショナル(I.I.)創立70周年の新年会がホテルニューオータニ東京で開催され、お招きを受けて出席させていただきました。
名誉総裁高円宮妃久子殿下ご臨席のもと、数カ国の大使、大使夫人も列席され、大変ご盛会で華やかな新年会です。
名誉総裁高円宮妃久子殿下のお言葉に続き、70周年を迎えるI.I.の創立者ミセス ゴードン アレン様の思い出やご功績をさまざまな方々が綴られたメッセージが披露されました。デモンストレーションは、一葉式いけばな家元粕谷尚弘先生によるダイナミックないけばなライブで会場は湧きに湧き、皆気持ちが高揚した中での祝宴に際しわたくしは乾杯のご挨拶のお役を頂戴しましたので、お祝辞と共にCheers!乾杯!そして祝宴となりました。いけばなを愛する多くの方々と、国も流派も超えて和気藹々と友好を深められることはI.I.ならではの雰囲気です。
ロビーには、有志支部によるいけばな作品が飾られていて、広島支部の作品は嵯峨御流の青野直甫先生(I.I.広島支部前会長)が御題花器「明」にいけてくださっていて嬉しく存じました。その作品写真もご紹介いたします。
1月23日。沖縄司所の先生から総司所へ沖縄寒緋桜が贈られてきました。毎年、お庭に一番に咲いた桜を届けていただいて、とても嬉しい事です。早速、華道芸術学院のお玄関にかざらせていただき、春の訪れを感じさせていただきました。
今日はちょうど西村強甫特命教授による臥竜梅の総司所企画講座がありますので、ご受講される方々にもご覧いただき、皆共に喜び合いました。
感謝とともに。
季節は大寒。もっとも寒さ厳しい季節です。1月23日、24日は伝灯学院生の方が寒行の托鉢に出られる日ですので、明智陣屋のお玄関にて、職員の皆様と共にお見送りをさせていただきました。
凛々しいお姿でお出かけになられる後ろ姿を拝み、身の引き締まる思いがいたします。
供待にいけられたお正月花の花は、梅花も咲き誇り今が最高に美しいです。
いけばな大賞 内閣総理大臣賞をはじめとした入賞者への表彰式に出席しました。
1月17日、東京ロイヤルパークホテルで開催された「いけばな大賞2025」の表彰式及び懇親会に出席しました。
内閣総理大臣賞をはじめとした入賞者の表彰式では、自由花部門審査員講評は大坪光泉先生から、わたくしは格花部門の審査員講評のお役を務めさせていただきました。
わたくしからは、格花の型の美の中で、さらに作家性をどう表現するかというところに注目したことをお伝えし、特に格花では作家性を表現することは容易ではないが、重心の取り方や枝の見立てによるわずかな差異の積み重ねが作品の気配に大きく影響すること、また、枝のくせを欠点と捉えるか表情と見るかによってもその作家の個性や人間性が現れるなど、わたくしの考察も交えての講評をいたしました。私見ではありますが、格花における作家性とは、型を崩さず、それを踏まえた上で形ではなく気配に現れるものだと思うと。
説明されるより先に、見る者の心に届く作家性を発揮された作品には、引き込まれる魅力があると。わたくしの拙い言葉でしたが、格花を型の範疇だけでなく、深い理念を体得し、さらに作家性を発揮して素晴らしい作品を生み出すことが、いけばな芸術の真骨頂ではないかと思うのです。
受賞者代表の方の謝辞で、ある種のグローバリズムといえる第二次世界大戦後に日本とは何かを問い直す機運の中でいけばなは再び大きな広がりを見せた。文化は失われたアイデンティティを取り戻す拠り所となった。と素晴らしいお言葉を述べられ、感じ入りました。
入賞作品は、このページからご覧になれます。
このお写真のお方は、主催の帝国華道院理事長 千羽理芳先生です。
いけばな大賞は今回が第98回でした。非常に厳正な審査を経て入賞者を決められるこのコンクールには、年々参加者が増加していること、また、2年後に迎える第100回に向けて始動されておられるご様子も伺えました。いけばな界全体の機運醸成に尽くされる活動に敬意を表する次第です。