12月3日まで、17:30から大沢池がライトアップされます。
初日から2日目の11月17日に、西村副華務長、青野企画室長と3人で大沢池を回りました。わずかに微風はありましたがまるで水鏡のように逆さに赤い宝塔がが映り込む放生池は、吸い込まれそうです。
今年は天神島にも渡ることができ、お社を拝み、御神木を見て、さらにこの島から名古曽の滝方面へと架けられる「名古曽橋」の基礎を見学できました。
予定通りに工事が進めば来年2月7日は名古曽橋の竣工式が執り行われるとのこと。嬉しく楽しみです。

大阪 念佛寺で開催された、未生流大阪の第72回いけばな展を拝見しました。
本堂の扉を背景に家元 新居哲甫先生作品。
この扉を挟んで真後ろになる、本堂内 中央に副家元新居淳甫先生作品。別室会場の床間の家元、副家元作品を3枚の写真に収めさせていただきました。
11月13日まで開催の、展覧会を拝見しました。
池坊会館は多くの人で賑わい、ほとんどお写真を撮る隙間はありません。大丸ミュージアム会場はお写真を撮らせていただきました。御家元池坊専永先生、池坊専好先生、池坊専宗先生のの御作品のみ、わたくしのスナップですがご紹介させていただきます。

2023年に75周年を迎えられた兵庫県いけばな協会の記念華展に、招待出瓶として出品させていただきました。
会場は大丸神戸店9階大丸ミュージアム。
私は前期11月16日(木)から18日(土)まで出品しており、嵯峨御流からは前期14名13作品、後期13名13作品が出品されます。ぜひご覧下さいませ。

古流松藤会の本部である、古流アカデミーにおいて開催された華展を拝見しました。
前後期に分かれての大勢の会員のご出瓶で、拝見したのは後期でした。作品の写真は、私が撮らせていただいたものです。家元 松藤斎六世 池田理英先生。一般社団法人 古流松藤会 会長 野原理晴先生。技芸院 長井理一先生。
京都いけばな協会理事会でご一緒の本多栄甫先生からご案内をいただきお伺いいたしました。
コロナの間は華展を数年間お休みされ、やっと再開されたとの事でした。
西陣の本隆寺に伝わる東山未生流。流名の由来は、流祖本隆寺第30世日東上人の「東(とう)」と、法華宗真門流総本山本隆寺の「山(ざん)」から。

華展の11月11日・12日はご来客が行き交われ賑やかな泉涌寺。月刊嵯峨2023年5月号「京都探訪」でご紹介させていただいたところです。入口の御門からは坂を下り、境内へは深く深く厳かな気配漂う空間を降りていきます。
多くの作品を拝見させていただきました。ご紹介する写真は華務長平野雅章様、相談役平林朋宗様と。平林先生と現代美術作家エトリケンジ氏作「龍」のオブジェとのコラボ作品の前で。
そして床間の御家元、華務長様の作品。
11月4日。嵯峨御流華道埼玉司所 創立67周年記念いけばな展
11月4日の初日、早朝から大勢のご来場者を迎えた司所創立67年記念いけばな展。会場の川越市「ウェスタ川越」1階ホワイエで開会式とテープカットセレモニーが行われました。第10代司所長大澤恭甫先生ご挨拶、大覚寺岡村光真総務部長様に続いてわたくしもご祝辞を述べさせていただきました。
華展テーマは「花 未来につなぐ」、広々とした空間に力強く丁寧にいけられた作品の数々を嬉しく誇らしく拝見しました。
景色いけのコーナーでは、司所所属会員の地域の特長を捉えた七景がいけられていました。
実際の作品は写真よりもうんと素敵ですが、お越しになれなかった方のために、わたくしのスナップや、送ってくださったお写真など交えてご紹介させていただきます。
本年は京都華道会司所に担当していただき、伏見稲荷大社で恒例の嵯峨御流献花式が執り行われました。抜けるような青空の下、清々しく浄められた境内を進列し、本殿の真正面にある外拝殿までの道中も大勢のご参拝者が見守ってくださり有難いことです。伏見稲荷大社神官様と、大覚寺執行(しぎょう)喜和田龍光様がそれぞれ願文(がんもん)を読み上げられ、献花式は二名が向かい合って対の所作でいける当流の様式で粛々と行われました。吹き抜ける風も清々しく、千早(ちはや)の装束の供華侍者、献花従者、師範代表、後見の先生方が心一つになって見守る中、献花者がいけあげた花が無事献じられました。
献花の儀を体験することで、かけがえのない経験をさせていただけます。所作の意味を理解し、自然に振る舞えるほどに身につくまで精進を繰り返すことで、自身のいけばなに品格も自ずと備わってくるとつくづく思うことでした。
「膝丸」また「薄緑」とも呼ばれる名刀が、大覚寺霊宝館 12月4日までの秋季名宝展で展示されています。観月台には、刀剣乱舞「膝丸」等身大パネルも置かれていますので、大沢池を背景にわたくしもツーショットを撮りました。(非公開です・笑)
ブログにあげた写真は、刀剣乱舞のシミュレーションゲームのキャラクター、膝丸をイメージしていけてみた2021年のわたくしの作品です。
膝丸
(大覚寺ホームページより抜粋して引用)
大覚寺に所蔵されている源氏の重宝「膝丸」との伝承を持つ太刀。源氏に継承され、義経も所持したとされる太刀「薄緑(膝丸)」(重文)。その美しい刀身で多くの人々を魅了し、乱世の武人達の手から手に受け継がれた数奇な来歴を持つ一振り。付属の『薄緑太刀伝来記』に、源満仲は「鬚切」「膝丸」の二振りの太刀を所持し、この「薄緑」を「膝丸」とすると記されている。
この機会に、ぜひ名刀膝丸を拝見に大覚寺へいらして下さいませ。11月の一ヶ月間は境内が数百鉢の嵯峨菊に彩られ美しいことこの上ないです。11月1日はまだつぼみがちです、見頃は中旬頃でしょうか、、、
大覚寺の嵯峨菊は4種類。色により名がつけられ、黄色は「御所の秋」。ピンクは「御所の春」。赤は「御所の錦」。白は「御所の雪」