華務長の部屋

辻井ミカ

いけばな嵯峨御流 華務長 華道家 辻井ミカ

Profile

辻井ミカ先生は、祖父・父の跡を継ぎ昭和43年より嵯峨御流に入門され、平成2年派遣講師となり本格的に華道家としての活動を開始される。

平成8年華道芸術学院教授に任命されたのを始め、華道評議員、華道理事、華道企画推進室副室長等の総司所役職を歴任、平成16年より平成26年3月まで弘友会司所の司所長に就任される。

そして平成26年4月1日より華道総司所華務長に就任。
現在 嵯峨美術大学評議員、日本いけばな芸術協会理事、大阪府花道家協会常任理事、いけばな女性作家展運営委員、大正大学客員教授を務められる。

華務長からのお知らせ

「第51回日本いけばな芸術展」後期展 10月6日〜8日まで開催。大阪なんば高島屋7階にて。

「第51回日本いけばな芸術展」が大阪なんば高島屋7階で、10月3日〜8日まで開催されています。
公益財団法人日本いけばな芸術

 

 

協会に所属する112流派794名が、前後期に分かれて多様ないけばな作品を出品しています。

前期:3日から5日
後期 : 6日から8日
※5日・8日は入場16:30まで。閉場17:00


嵯峨御流からは、後期展に6作品が出品されましたので、私のスナップ写真でご紹介します。


前期展には、嵯峨御流から7作品が出品され、こちらのページでご紹介しています。
https://www.sagagoryu.gr.jp/post_id_13091/

 

辻󠄀井ミカ                       吉田泰巳

花材は、蝦夷松・タビビトノキの花・エケベリア

田中喜久甫                      垣花悦甫
中井元甫                       岡本和甫
高砂由利甫                      田口小枝甫
江口美和甫                      長谷川明洲
伊東美知甫                      山田幸甫

 

西村強甫                      宮本登美甫
枡中柚紀甫                     吉村美由紀
冨岡紀甫                      加野華峰
小河原優甫
重田清風

 

大覚寺の嵯峨天皇勅封般若心経戊戌開封法会が様々な報道に取り上げられています。

大覚寺では、嵯峨天皇勅封般若心経戊戌開封法会が10月1日から始まりました。60年に一度しか開かれない心経の扉は、11月30日までの2ヶ月間開かれます。
様々な報道に取り上げられていますので、一部をご紹介します。

 

①10月2日。午後7時からテレビBS朝日で、「京都ぶらり歴史探訪」に、大覚寺の伊勢総長様が出演されました。

http://www.bs-asahi.co.jp/kyoto_burari/lineup/prg_055/

 


②Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181001-00000042-mai-cul

 

③京都新聞10月2日朝刊に記事が掲載されました。


④門川京都市長様のFBにこのお写真と記事が掲載されています。

 

⑤ 毎日新聞10月1日夕刊


⑥NHK10月4日。京都のニュース
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20181001/2010001922.html


⑦10月3日。朝日放送「おはよう朝日です。」おはようコール
http://kansai-joshiana.com/blog-entry-7885.html

「第51回日本いけばな芸術展」 10月8日まで大阪なんば高島屋7階にて開催中です。

「第51回日本いけばな芸術展」
10月3日から8日まで開催中。大阪なんば高島屋7階にて。公益法人日本いけばな協会所属の112流派794名の出品とあって、大変盛大で豪華な華展です。

 

開催中、イベントとして各流派のデモンストレーションが行われており、10月4日は嵯峨御流、村上巨樹先生が、わかりやすく説明をなさりながら、見事に藪山査子(やぶさんざし)の生花をいけられました。
助手は、岡﨑玉峰先生、白川恵甫先生。

「第51回日本いけばな芸術展」10月3日、オープンしました。

第51回日本いけばな芸術展が10月3日から8日の日程で開催されます。

私は後期6日から8日に出瓶します。
会場:大阪なんば高島屋
前期:3日から5日
後期 : 6日から8日

 

このブログで、前期の嵯峨御流の作品をご紹介します。

 

10月1日。大覚寺で、『戊戌開封法会』心経殿御開扉「開白法会」が行われました。

10月1日は、眩しいくらいの晴天となりました。

10時から行われた開白法会には、高円宮妃久子殿下と絢子女王殿下が御成りになり、献花献茶式を含む厳かな法要が営まれました。法要の中で伊勢俊雄宗務総長が読み上げられた願文には、1200年前に国民を苦しめた疫病と地震などの災厄から民を救うため、嵯峨天皇が弘法大師空海様のおすすめにより般若心経を浄書されたことにより国に平和が訪れたこと、その霊験あらたかなお写経は封印されて、以降60年に一度戊戌の歳に勅使によりご開封となること、またこの度のご開封により万民豊楽を祈ることなどが述べられていました。
清らかな御読経の中で心経殿の扉が開かれて、まず高円宮妃殿下と女王殿下が嵯峨天皇御宸翰般若心経を拝まれ、続いて霊宝館で後光厳天皇、後花園天皇、後奈良天皇、正親町天皇、光格天皇の般若心経を拝まれました。

 

この開白法会では、嵯峨御流執行部による献花式が行われ、また供華侍者を学校法人大覚寺学園嵯峨美術大学・短期大学の約40名の学生がつとめられました。紅白の装束を着て、二人が一対となって呼吸を合わせて動かなくてはならない所作を、学生さん達は見事に美しく動かれました。

法会は12時すぎに終わり、本日ご参集なさった全ての方々が晴れ晴れとした表情をなさっておられ、皆様の心の内から発する光というものを感じて私は深く感動致しました。
今日を迎えるまでに、台風の被害や様々な事を、御流の先生方を始め、職員の方々や関係する多くの方々が力を合わせて懸命に乗り越えて来られ、人事を尽くしてこられたからこそ、輝く光がもたらされたのだと思いました。


勅封般若心経は、本日から11月30日までの2ヶ月間、開かれています。

10月2日。午後7時からテレビBS朝日で、「京都ぶらり歴史探訪スペシャル」に、大覚寺の伊勢総長様が出演されます。

10月2日。午後7時からテレビBS朝日で、「京都ぶらり歴史探訪スペシャル」に、大覚寺の伊勢総長様が出演されます。
詳細は、ホームページをご覧下さいませ。
http://www.bs-asahi.co.jp/kyoto_burari/lineup/prg_055/

9月26日。「山口ゆめ花博」いけばな展の前期展を拝見しました。

https://www.sagagoryu.gr.jp/post_id_12941/

このブログの続きです。

広々した立派なドーム会場の中で開催されているいけばな展は、山口県いけばな作家協会によるもので、いずれの流派の作品も力作で、大変見応えのある花展です。

嵯峨御流から、前後期にわかれて18名の方々が出瓶されているとの事でしたので、何とか拝見したいと思い、生け込み日夜の18時過ぎに会場に伺いました。

 

青野直甫先生にご案内頂いて会場に到着すると、嵯峨御流の大勢の皆様が会場入口で待っていてくださり、感激しました!

ご重役の大先生をはじめとして、出瓶されている皆様、その中には初めてお会いする方、奥様や子供さんもご一緒の方、後期出瓶だけれど会いに来て下さった方など。お目にかかれてとても嬉しく思いました。

 

お一人お一人から、作品の意図を聞かせていただきながら、熱い想いを分かち合いながら拝見させていただきました。

花を愛し嵯峨の花を誇りにしていらっしゃる皆様のエネルギーが一層伝わってきて、とても楽しいひとときを過ごさせていただきました。感謝の気持ちでいっぱいです。

いよいよ「60年に一度の扉が開く」

9月4日の台風21号により被災された皆様には復旧作業で心身共大きなご負担の日々をお過ごしの事とお察し申し上げます。

大覚寺は、室戸台風の時に匹敵する甚大な被害でしたが、職員の皆様総出で、人力で出来る精一杯まで清掃、復旧、立て直しに全力を尽くされ、拝観も再開されました。
寺内は着々と10月1日に迎える「嵯峨天皇宸翰般若心経戊戌歳開封 大覚寺心経殿開扉『開白法会』」の準備に余念がありません。


寝殿、正寝殿の傷んだ障壁画も、とにかく元どおりの場所にまたおさまっています。大沢池周辺の73本の倒木はまだこれからだそうですが、お寺に伝わる華道嵯峨御流の人達も、一丸となり復旧に尽力していきます。

人々の、お寺を愛する気持ちによって、お寺が日に日に光を取り戻していく姿は、あちこちに深い傷跡があっても、何か勇気を感じる光景です。

大沢池。まだちらほらと見える名残の名古曽蓮が風に揺れて、美しいです。

9月26日。「山口ゆめ花博『いけばな展』」を拝見するため、山口県へ。

9月26日。新幹線新山口駅からシャトルバスで約20分のところで開催されている「山口ゆめ花博」において催されるいけばな展を拝見に行きます。

嵯峨御流からも前後期に分かれて18名の方々が出品されています。

 

9月27日〜10月2日。
10時〜16時。
会場:山口花博会場内、多目的ドームA ドームグランドフィールド

 

http://yumehana-yamaguchi.com/index.html

9月8日・9日。嵯峨御流ベルギー・ルクセンブルク支部創立30周年記念イベントのため、ベルギーへ参りました。

9月8日・9日の両日、ベルギー王国 アーロン市の旧裁判所内の会場において、嵯峨御流ベルギー・ルクセンブルク支部会員による花展および記念セレモニーが行われ、私はデモンストレーションのため、招聘を受けて行って参りました。

実は、出発予定の前日に起こった台風21号による大覚寺の甚大な被害により、ベルギーへは当初理事長、華道課長と私の3名で伺う予定でしたが、急遽私一人で、日程・航空便・などを変更して成田から出発しました。

7日到着。ベルギーは日本より少し涼しく快晴のお天気で、会場では忙しくいけこみ作業が行われている中でしたが、会員の皆様とご挨拶を交わし大覚寺へのお見舞いのお言葉もいただきました。早速にめいめい手分けして50杯余りの作品制作にとりかかりました。私は、特設の床の間(支部会員のご友人が作られたもの)に、過去現在未来の三世を表現する「葉蘭三ヶの景」を挿花したり、翌日のデモンストレーションの準備を行いました。

 

8日、10時に花展が開場し、11時からの開会式典では、ベルギー・ルクセンブルク支部長Astrid Maton様からのご挨拶に続いて、アーロン市長様のお祝いのご挨拶がありました。

ほかに、ご来賓として、アーロン市会議員ゴフィネ様(Goffine Anne-catherine)。
在ベルギー日本国大使館 一等書記官 生駒由紀様。在ルクセンブルク日本国大使館 特命全権大使 鈴木繁治様。
同 奥様は午後のデモンストレーションからご参加。同 二等書記官 広報文化担当 柴田崇史(たかふみ)様。

アールヌーヴォーのガラスコレクターMaria Alonso 様ご一家などの皆様をお迎えして、花展会場で華やかにレセプションが始まりました。

向かって右から。

・在ベルギー日本国大使館  一等書記官  生駒由紀様

・在ルクセンブルク日本国大使館  二等書記官  広報文化担当 柴田崇史(たかふみ)様

・在ルクセンブルク日本国大使館  特命全権大使  鈴木繁治(しげじ)様

・嵯峨御流ベルギー・ルクセンブルク支部長  Astrid Maton様

向かって右・アーロン市長様。

向かって左・市会議員Goffine Anne-catherine様

 

 

そして、15時30分から17時まで、ホールでデモンストレーションです。ご来賓を含めて一般の方も大勢参加されて、ホールは超満員になりました。
事前に、新聞に広報記事が掲載されたり、二、三日前に支部長がラジオでしっかり嵯峨御流の事や花展の事をお話しされたため、市民の方が興味を持ってくださったようです。

 

私のデモンストレーションでは、7作品をいけて、日本の伝統文化いけばなについて、また嵯峨御流の基本的な花態などについて、なるべく一般の方々に親しみを持っていただけるように、という支部長のご意向を汲みながらお話をさせていただきました。
①御題語花器に小品花。
②盛花。七宝1組を用いて。
③瓶花。
④そわかを用いた荘厳華。
⑤荘厳華。七本筒を用いて。
⑥文人華。季節の蔬菜を用いた盛物。
⑦三管筒。富士をいける。
終了後すぐに、写真家の女性が、いけばなを習いたいと仰り、支部長にご紹介できました事は、とても嬉しい事です。

9日は、同会場にて会員一人一人の作品を講評し、会員の方からは沢山の質問があって大変盛り上がりました。18時に盛会裡に花展は終了。


10日、ベルギービール<Orval>を醸造していることでも有名なオルヴァル修道院に、献花を含む表敬訪問を致しました。ベルギー南部のアルデンヌと呼ばれる広大な森林地帯の奥深くに静かにたたずむ、中世の時代からの厳粛な祈りの場です。

http://www.bel2.jp/tourism/article/orval.html
この訪問では当初、嵯峨御流理事長がおこしになるとのことで、特別なご配慮が計画されていました。普段観光では入れない礼拝堂まで入らせていただき、修道士の方から直々に境内をご案内いただきました。礼拝堂は、修道士やお祈りをするために訪れる信仰者、また霊的なさとりを得るために宿泊している人々だけが入れる部分です。
この修道院の中で最も偉いお方が、大変日本をお好きだということで、中庭に、ご自分が石を日本から運んで来て作られた、大きな石庭がありました。この表敬訪問を支部長から打診させて頂いたところ快くお受けくださったそうです。
会員の皆様も、誰一人見たことのない建物の内部、特に石庭では仏教の世界感とも通じるお話を修道士の方から伺うことができて、一同感動いたしました。

 


創立30周年記念花展の全ての行事が無事に終わり、会員の皆様のご苦労に対してお労いの言葉を申し述べましたところ、皆様からは改めて日本の台風被害による特に大覚寺の被災、また北海道地震へのご心配のお言葉を頂きました。このようなお言葉をいただき、胸が熱くなりました。遠く離れていても、ベルギー・ルクセンブルクの会員の心は日本に届き、我々に勇気をもたらしてくれると思います。

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