大沢池 小暑 二候
7月15日。大沢池に自生する古代蓮「名古曽」が開花しました。まさに、今日は小暑の二候<蓮始(はすはじめてはなさく)>の季節。このピンクの蓮は天神島と菊ヶ島の間に咲いています。天神島には、名古曽橋がかかり、名古曽の滝跡へと誘われる道へと続いています。白蓮はお寺様が随分前に植えられたもので、立派に大きく育ちました。
蓮を見ながら、天皇様のお庭でゆったりと過ごせる幸せ、眼福です。良きもの美しいものを見、触れることが創造の力の源になります。
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Profile
辻󠄀井ミカ先生は、祖父・父の跡を継ぎ昭和43年より嵯峨御流に入門され、平成2年派遣講師となり本格的に華道家としての活動を開始される。
平成8年華道芸術学院教授に任命されたのを始め、華道評議員、華道理事、華道企画推進室副室長等の総司所役職を歴任、平成16年より平成26年3月まで弘友会司所の司所長に就任される。
そして平成26年4月1日より華道総司所華務長に就任。
現在、日本いけばな芸術協会常任理事、大正大学客員教授を務められる。
7月15日。大沢池に自生する古代蓮「名古曽」が開花しました。まさに、今日は小暑の二候<蓮始(はすはじめてはなさく)>の季節。このピンクの蓮は天神島と菊ヶ島の間に咲いています。天神島には、名古曽橋がかかり、名古曽の滝跡へと誘われる道へと続いています。白蓮はお寺様が随分前に植えられたもので、立派に大きく育ちました。
蓮を見ながら、天皇様のお庭でゆったりと過ごせる幸せ、眼福です。良きもの美しいものを見、触れることが創造の力の源になります。
可愛い と 狂気。
好きです。
6月15日「弘法大師 御誕生祭」
宝亀五(774)年にお生まれになったお大師様(弘法大師)の誕生をお祝いする法会です。
この日、嵯峨伝灯学院で御修行中の3名の院生の方が、いけばなの授業で習得された作品を、各々の書と共に飾られます。
いずれの作品も凛として麗しく、お堂の空気も一層瑞々しく感じられました。
6月9日に、パレスホテル東京で、I.I.名誉総裁高円宮妃久子殿下ご臨席のもと開催された、I.I.東京支部6月午餐会及び義援金贈呈式に出席いたしました。
池坊専好先生による、「花 いのち みらい」をテーマにしたデモンストレーションとトークで、アイスランド、ガーナ、アメリカ、オーストラリア、日本、5カ国それぞれの国への想いをいけばな作品にされた、万博大屋根リングの作品をいけられながら万博の意義などのお話を伺うことができました。