京都東山花灯路を見てきました
3/6(金)~3/15(日)まで開催されている京都市の企画です。
http://www.hanatouro.jp/higashiyama/index.html
京都いけばな協会協賛によるいけばなプロムナードに、嵯峨御流の垣花悦甫先生が3月10日まで作品を出されています。
11日からは嵯峨御流から別の方が展示されるそうです。
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Profile
辻󠄀井ミカ先生は、祖父・父の跡を継ぎ昭和43年より嵯峨御流に入門され、平成2年派遣講師となり本格的に華道家としての活動を開始される。
平成8年華道芸術学院教授に任命されたのを始め、華道評議員、華道理事、華道企画推進室副室長等の総司所役職を歴任、平成16年より平成26年3月まで弘友会司所の司所長に就任される。
そして平成26年4月1日より華道総司所華務長に就任。
現在、日本いけばな芸術協会常任理事、大正大学客員教授を務められる。
3/6(金)~3/15(日)まで開催されている京都市の企画です。
http://www.hanatouro.jp/higashiyama/index.html
京都いけばな協会協賛によるいけばなプロムナードに、嵯峨御流の垣花悦甫先生が3月10日まで作品を出されています。
11日からは嵯峨御流から別の方が展示されるそうです。
オランダ・アムステルダム国立美術館が10年間にわたるリニューアル工事を経て、一昨年の2013年にリニューアルオープンされた際に、アジアブースに展示された一対の仁王像の開眼供養のため、大覚寺が招聘を受け、門跡猊下をはじめとして11名の僧侶方と、当時の華務長岡田脩克先生を筆頭に7名の華道家の合計18名がオランダへ行き献花式付開眼供養法会が行われました。アムステルダムでの献花式は、大変荘厳な雰囲気で挙行され、その時の感動は、今もわたくしの心の中に響いて参ります。
この程、10年間のリニューアルのドキュメンタリーフィルムが完成し、その記念として、試写会にオランダ大使館から大覚寺に御招きがありました。
オランダ大使ご夫妻、アムステルダム国立美術館学芸員のメノー・フィツキー氏、ほか多数の御来賓の方々が大使館の居間に集われ、大覚寺から門跡猊下、執行長様、草津部長様そして4名の青年教師会の僧侶の方々が同行されました。大覚寺からのご挨拶の後、いけばな嵯峨御流のデモンストレーションで「野辺の景~アムステルダムの運河の風景~」「桜の生花」をいけてご覧いただきました。
この花に託した想い、それはアムステルダム国立美術館と大覚寺とのご縁に感謝し、オランダと日本の友好が益々深まりますように、そして世界が平和でありますようにとの願いです。
左から、メノー・フィツキー氏、服部精村執行長、黒沢全紹門跡猊下、駐日オランダ王国特命全権大使ラーディンク・ファン・フォレンホーヴェン閣下、(辻井)、ベアトリス S. J. ヴァレー大使夫人、草津栄晋教務部長 | |
桜の生花 | |
景色いけ「アムステルダムの運河の風景」 柳・桃・菜の花・チューリップ・都忘れ・立ち日陰 ほか |
アムステルダム美術館10年間の大規模なリニューアルのドキュメンタリー第2弾DVDの上映会の様子。仁王像も映されている。
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アムステルダム国立美術館・献花式付開眼供養に関する、2013年当時の新聞記事をご紹介します。
朝日新聞デジタル版2013年 10月14日の記事より
【アムステルダム=野島淳】
レンブラントの「夜警」などで知られるオランダのアムステルダム国立美術館で2013年10月13日、2体の仁王像の開眼供養式が開かれた。仁王像は同美術館の目玉展示の一つ。京都・大覚寺の僧侶ら18人が日本から招かれ、真新しい近代的な白壁の展示室に般若心経の読経が響いた。 仁王像は同美術館が今年4月、10年に及ぶ改装工事を経て再オープンした際、京都から取り寄せた。像はもともと島根県の岩屋寺という寺に置かれていたが、すでに廃寺になっている。
同美術館の学芸員メノー・フィツキーさんが跡を訪ねると、仁王像のない門だけが残され、「悲しかった」。仏像を安置する際の開眼供養を営むことで、美術館を仁王像の「新しい我が家に」との思いを込めた。フィツキーさんは「今日は仁王像の表情が少しにこやかに見えます」と笑顔で話した。
西洋の美術館では穏やかな表情の仏像の展示が多く、力強く勇ましい仁王像は珍しいといい、同美術館で人気だ。
産経新聞社主催、いけばな女性作家展が大丸大阪心斎橋店本館7階会場において開催されました。
テーマは「花の輪」。26流派から大作席・中作席 併せて34花席の中で、嵯峨御流からは、大作席2席、中作席1席が出瓶しました。
作品写真は自分で撮ったものや、知人が撮ったものを掲載いたします。
前期5番 |
後期5番 |
前期22番 |
後期22番
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前期23番
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5番花席
前期 佐々木桂甫・中村敏月・中筋広甫・中崎江里甫
後期 小倉美知甫・後藤惠子・小山恵甫・沖タカ甫
22番花席
代表出瓶者 本田博甫
前期 本田博甫・安田美代甫・船越幸甫・不破昌甫・藤原由美甫・三笠孝甫
後期 本田博甫・吉村睦甫・稲垣麻佐甫・岡山絵理甫・林 真美甫・横田佳甫
23番花席
代表出瓶者 辻井ミカ
前期 辻井ミカ・山田宏甫・槇 信甫・辰巳順甫・春木笑甫・森田沙千甫
後期 辻井ミカ・伊東美知甫・中井元甫・ 髙砂由利甫・津国瑞甫
岸和田市立「浪切(なみきり)ホール」にて、いけばな公開講座「華やかな平安文化の薫りをいける」が開催されました。前日からリハーサルに伺いましたので、岸和田城もお堀越しに拝見し、だんじりのお話なども伺えて、嬉しい事でした。
当日は、13時から開演。副総裁もお出まし下さり、盛大な幕開けとなりました。
阪南和歌山地区連絡協議会8司所の司所長紹介、運営委員長 立川紗智甫先生ご挨拶、副総裁 岡田脩克先生ご挨拶、講師の紹介として私と村上巨樹理事をご紹介頂きました。
プログラムは、
第一部 講演「いけばなで美しい地球を守る」
第二部 デモンストレーション
「嵐峡の景」「五重切」「五管筒『初霞』」「創作花『熊野曼荼羅』」
すべて桜が主花材です。嵐山の嵐峡の風景をいけたあと、生花「五重切」と「寄せ筒」に本桜をいけ、最後に金色の壁面に見事な枝垂れ桜を用いた大作をいけました。
村上巨樹理事と呼吸を合わせながら一作一作を作り上げていき、最終的には舞台全体が、桜で描く熊野曼荼羅となるように制作いたしました。
舞台は、幅10m以上もありましたので、創作花の壁面作品は少し大きくいけることにしました。写真の3枚の板の後ろに、同じ板が2枚忍ばせてあります。
その板と板の間に立てた脚立にお2人の地区の先生がずっと入っていて、デモンストレーションでは前から渡した枝をさっと受け取って、まるで前の人がいけているかのように連携良く次々と留めつけて下さいました。このように、舞台では、見えている部分だけではなく、バックヤードに居て、挿ける人と同じ気持ちでスタンバイして下さる全員の気持ちが一つになっていることがとても大切なのです。その気持ちがないと、今回のような大作を、舞台でいけることはできません。
前日から、またそれ以前にもこの企画の為にご尽力いただいた地区の先生方に心から感謝申し上げます。
2月28日、平安神宮 額殿で開催される 恒例の奉献花展を見せていただきました。
嵯峨御流の凛々しい作品がいけられており、大変嬉しく誇らしい思いです。
写真は、前司所長、現司所長、御重役の先生とともに。
2月26日、東京日本橋高島屋で開催されている小原流展を拝見しました。
迫力ある作品、素晴らしい花材。堪能させて頂きました。
写真は、小原宏貴家元の作品です。
2月16日、京都大丸百貨店で開催された華展の後期展を見に行きました。
京都若手華道家今回のテーマは「日本美」
パンフレットには、「いけばなは古来よりその時代の風潮・生活様式に影響を受け創造され受け継がれてまいりました。現在その様式は多岐にわたり季節や場所により異なる姿・かたちを楽しむことができます。今回の『京都新世代いけばな展2015』はいけばなの魅力を若い世代をはじめ、より多くの方にお伝えしたいと願うとともに、琳派400年記念祭が開催されることに併せてテーマを『日本美』といたしました」と書かれていました。
会場は暗く、スポットライトの光が、作品と和紙の設営を照らす凝った会場構成でした。暗い中で私が自分で撮った、嵯峨御流後期の出瓶作品2作を掲載させていただきます。
長谷川明洲先生、石塚絵里奈甫先生の作品です。
2月22日、大阪・あべのハルカス スペース9において開催された華展を拝見してきました。
花道 紫雲華は初代家元筒井紫雲先生によって1935年(昭和10年)、大阪において創流され、現在の2代目家元は筒井邦子先生です。昔から親しくしていただいているので、写真もリラックスした感じで撮って下さいました
龍生派三代目家元、吉村華泉先生が1月18日にご逝去なさいました。
龍生派本部による流葬が2月21日、東京の増上寺で行われ参列致しました。
元日本いけばな芸術協会理事長・現相談役。
心からご冥福をお祈り申し上げます。
京都市右京区役所総合庁舎5階ホールに於いて、右京区民文化普及会,右京区役所が主催する美術展が開催され、美術展の会場に、京都嵯峨芸術大学の華道授業履修生が会場花を挿花しています。桃や桜、また色とりどりの花で会場は一層華やいだ雰囲気になっていました。美術展は23日まで、休みなく開催されています。
私は、本日審査員の一人として、美術展の審査会に出席し、学生が一生懸命にいけたお花を、一般の方々が見て微笑まれる姿をとても嬉しく思いました。