*大阪 うめだ阪急百貨店 2016年4号ウィンドウ迎春花
*4**号ウィンドウ「亀」*
日本で「鶴は千年 亀は万年」と言われ長寿を象徴する吉祥の動物として尊ばれている。亀の甲羅の六角形の紋様は、吉兆を表す図形。浦島太郎 の話では龍宮城の使いとされているが、古代中国では仙人が住む不老長寿の地「逢莱山」の使いとされ、龍・鳳凰・麒麟とならんで四霊の一つに数えられる。年老いて甲羅に緑色の苔が糸状に生えた亀を「緑毛の亀」と呼び、瑞祥の最たるものとされている。
主な花材:竹籠 椿 リプサリス サルオガセモドキ 蘭 ア ンスリウム 水 仙 福寿草 ほか
*大阪 うめだ阪急百貨店 2016年3号ウィンドウ迎春花
*3**号ウィンドウ「獅」*
太陽の力を宿すとされている獅子は、厄除けのシンボルで、お 正月には家々の門かどで獅子舞が行われる風景が各地でみられる。勇壮な身体に大きな目,大きく裂けた口,渦状の巻き毛が特徴。相性の良い とりあわせのたとえでもある 「獅子に牡丹」を、ここでは葉牡丹を牡丹に見立てている。
主な花材:貝塚伊吹 オーガスタの葉 古木 葉牡丹 地湧金 蓮(ちゆうきんれん))
大阪 うめだ阪急百貨店 2016年2号ウィンドウ迎春花
*2**号ウィンドウ「申」*
能が成立する以前、猿楽(申楽)と呼ばれる時代から舞われて いた「三番叟(さんばそう)」の祝儀舞。神の依代を意味する「松」の絵の前で、烏帽子をかぶり舞うその舞は、五穀豊穣を祈り、感謝を捧げ 拍子を打って地固めをする「揉ノ段」、稲穂の象徴である鈴を天地四方に響かせて邪鬼をはらう「鈴ノ段」からなるという。縁起物(えんぎも の)として「千両、万両有り通し♪」と語呂(ごろ)合わせで寄せ植えされることもある、赤い実を結ぶ5種類の植物をいけている。
主な花材:桐 蛇の目松 一両(アリドオシ) 十両(ヤブコ ウジ) 百両 千両 万両 蘭
大阪 うめだ阪急百貨店 2016年1号ウィンドウ迎春花
*1号ウィンドウ「人」*
古来、常緑の松は、長寿・延命を託す木として神聖視されてき た。また、松柏(しょうはく)とは、松や児手柏(このてがしわ)のような裏表のない常盤木のことをい い、心変わりしない人・家督相続・子孫繁栄の意味などの意味から古代人の身近に植えられていたという。花器は、宮中で毎年行われる新 年歌会始(うたかいはじめ)の御題「人」の漢字を表現した。
主な花材:大王松(だいおうしょう) 児手柏(このてがしわ) アガベ 金柑(きんかん) ピラカンサ ウメモドキ ナンキンハゼ アオキ 銀着色パームボート
大阪 うめだ阪急百貨店 2016年コンコースウィンドウの作品をご紹介します。2016年1月11日まで展示
大阪地区連絡協議会9司所の華道家と、花屋さんや大工さんなど100名が力をあわせて、昨年12月26日の閉店後にウィンドウ7面に超大作迎春花をいけました。
ここは、一日50万人の人が通られる場所です、今年7面のウィンドウを通じて皆様に届けたいメッセージは<喜び>です。
人の和の力で、平成28年を喜 びあふれる平和な歳にしたいと願い制作しました。
向かって右端の1号ウィンドウは「人」で始まります。年の始めに宮中で催される歌会始、今年の御題「人」に因ん で。
大覚寺華務職としての大事なお勤めの一つ、新年を迎える大覚寺の寺内挿花が行われました。12月30日に、田中喜久甫いけばな文化綜合研究所所長指導の下、嵯峨御流教授と派遣講師の先生方が、大覚寺内の挿花をいたしました。私は御題「人」の作品を鳳凰の間にいけさせていただきました。
既にお正月の準備が整い、掃き清められた寺内のお堂やお部屋に、清々しいいけばなが飾られ新たな歳をお迎えするに相応しい雰囲気となりました。

平成27年12月13日 容真流の華展を拝見しました。
容真流は創立175周年を迎えられ、晴れやかな華展が大阪市内で開催され、12月13日に拝見いたしました。
櫻居一真先生は大阪府花道家協会の副会長でもいらっしゃいます。
 会場でのスナップ。中央は容真流家元 櫻居一真先生。左隣は大阪府花道家協会会長 新居哲甫先生ご夫妻。家元の右隣は同協会副会長 宇田土風先生。 |  家元作品 |
 会場でお会いした、大阪の花卉生産者として有名な姓本様ご夫妻。容真流様と深い付合いでいらっしゃいます。 |  |
大阪うめだ阪急百貨店コンコースウインドー7面に、12月27日から平成28年1月11日まで、嵯峨御流のいけばな超大作が展示されます。
平成28年を祝うウインドーのいけばなは、<喜び>をテーマにしました。
1929年、昭和4年4月15日に鉄道会社直営・世界初のターミナルデパートとして開業した阪急百貨店は2016年に77周年、人間でいうと、喜寿を迎えられることになります。このウインドーに嵯峨御流が迎春の挿花を毎年いけて40年近くになります。ウインドーはうめだ阪急百貨店の心意気を表現する場、私どももとても意気に感じております。皆様に喜びと活力を感じていただきたいと思っております。
ウインドー1面の大きさは、幅約7M、高さは4M、奥行きは1,5M。このウインドー7面に、12月26日百貨店閉店後からいけ始めて、一晩でいけあげるのです。担当するのは、私と大阪地区連絡協議会の9つの司所からの総勢75人、そして花屋さんや大工さんを合わせて約100人です。
このコンコースは、阪急梅田駅・JR大阪駅のすぐそばで、毎日約50万人もの方が通られる場所です。多くの皆様に笑顔が届けられるようないけばなになるよう、がんばります。
来年は丙申。良いお年をお迎えくださいませ。また、来年もどうぞ宜しくお願い致します。

福の神として崇敬されている えびす様をおまつりする神社の総本社である、西宮神社。
お正月は、皆様の中でも特にお参りされる方も多いと存じます。
平成28年1月1日から11日まで、神社内の会館にて、嵯峨御流岸和田司所が「西宮神社奉献いけばな展」を開催されます。この期間中は会館ロビーに大作と中作、各1作、8日から11日までは、会館内にいろいろな作品が展示されるそうです。
12月4日、神田外語グループ・学校法人佐野学園理事長 佐野元泰様が大覚寺へお越し下さいました。
千葉県の神田外語大学を含め、6機関のグループの総帥・理事長でいらっしゃる佐野元泰様が、職員の方とご一緒に大覚寺へお越し下さいました。
神田外語大学で、今年6月8日に 留学生と日本学生併せて約50名に嵯峨御流のいけばなワークショップをさせていただく機会を頂きました時に、佐野理事長様からいろいろなお話を伺いました。
神田外語グループの建学の理念である「言葉は世界をつなぐ平和の礎」という考えについて、 強く熱い信念をお持ちで、「世界中の人々と言葉が通じれば、お互いを更に理解する事ができ、争いごとがなくなり、平和な世の中を創ることが出来るはずだと」いうすばらしいポリシーのもと、神田外語大学は、日本文化を日本人学生が外国人学生と共に学ぶ機会を積極的に取り入れられている素晴らしい大学です。
紅葉が最も美しい彩となった12月4日、理事長様御一行は、大覚寺境内や華道芸術学院を御見学になり、「真紅の水鏡」ライトアップも見て下さって、感動したと仰ってくださいました。日本文化を知り理解するには、体験することが最も良い方法だと、神田外語大学の学生もぜひ大覚寺へ来て学ぶことができたら、とお話しくださいました。ぜひ実現する事を願っております!
 門跡猊下の左隣は佐野元泰理事長様 | |