3月19日。第四回未生流中山文甫会大阪支部連合会華展を拝見しました。
大阪中津にある、中山文甫会会館において開催された大阪地区連合華展に伺いました。
家元中山景甫先生のお作品を拝見したあと、各階に、流儀花や自由花など、沢山の華やかで麗しい作品を拝見させて頂きました。お写真は、一階に展示されていたお作品のみご紹介させて頂きます。
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Profile
辻󠄀井ミカ先生は、祖父・父の跡を継ぎ昭和43年より嵯峨御流に入門され、平成2年派遣講師となり本格的に華道家としての活動を開始される。
平成8年華道芸術学院教授に任命されたのを始め、華道評議員、華道理事、華道企画推進室副室長等の総司所役職を歴任、平成16年より平成26年3月まで弘友会司所の司所長に就任される。
そして平成26年4月1日より華道総司所華務長に就任。
現在、日本いけばな芸術協会常任理事、大正大学客員教授を務められる。
大阪中津にある、中山文甫会会館において開催された大阪地区連合華展に伺いました。
家元中山景甫先生のお作品を拝見したあと、各階に、流儀花や自由花など、沢山の華やかで麗しい作品を拝見させて頂きました。お写真は、一階に展示されていたお作品のみご紹介させて頂きます。
2017年3月19日。「嵯峨御流華道弘友会司所 研究発表会」が、大阪天王寺区にある一般財団法人弘洲会館の一階から五階まで全館を使って開催されました。司所研究生の中から約100名が花をいけ、日頃の研究成果を発表されました。
午後1時から、各階で挿花者によるプレゼンテーションと活発な合評会が行われ、大変活気ある研究発表会でした。五階の和室は役員による荘厳華の作品展示。
私も全ての階を回り、力作の数々に足を止め、挿花者の想いに心を傾けながら拝見させて頂きました。
一般財団法人弘洲会館は、祖父弘洲が寄贈して昭和28年に当地に建設され、現在64年目をむかえ、地上五階、地下一階の、華道茶道の普及を中心として、地域の文化に貢献するべく文化教室や貸し会場や文化交流と発信の為一階にギャラリーを運営しているものです。
品格。この言葉が自然に湧いてくる花会でした。
広山流いけ花展~出会いの光景~
KITTE丸の内4階JPホール。東京 丸の内。会場は、はんなりした美しい色合わせの、春の花々で満ち溢れており、その会場を行き交うお家元や先生方がまた美しい。
会場は5室に分かれ、それぞれに趣向を凝らした設えでした。見事な枝ぶりの花木や、最先端の園芸種など沢山拝見でき、豊かな気持ちにさせていただきました。
広山流には、イケバナインターナショナルの役員の方が少なからずいらっしゃり、4月13日の沖縄でのI.I.世界大会でお世話になる先生方や、I.I.鎌倉支部の方々などにも、ご挨拶をさせて頂くことができました。
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学校法人 大覚寺学園
京都嵯峨芸術大学、大学院、短期大学部の卒業式が挙行されました。
卒業式に先立って、大学で華道の授業を4年間学ばれた学生に、嵯峨御流華範の許状授与、及び正教授の親授式をさせて頂きました。華道ⅠからⅧまでの全ての華道担当講師が全員で見守る中、ご父兄の方々も同席して下さり、厳粛で晴れやかな親授式となりました。
華道の授業はⅠからⅧまで半年ずつ段階を経て履修することになっており、週に6クラス9名の華道講師が出向して指導にあたって下さっています。本日大学講堂には、前日に講師の先生方がいけられたお祝い花が晴れやかな場を一層盛り上げて素晴らしかったです。
卒業生代表の菊池さんは、答辞のなかで、大学のある嵯峨野の美しい自然や寺社がすぐそばにある環境の素晴らしさや、大覚寺の中での寮生活についても語られ、月に3回参加する大覚寺の朝の勤行に出たあとの爽やかな感覚、寮母さんの温かい心遣い、そしてお世話になった先生、職員の皆様をはじめとして全ての皆様に感謝の言葉を述べられました。私は、その言葉を聞いていて、4年また2年の貴重な月日は、ご自分の努力に加えて周りの方々の温かい心に支えられてこそ、実り多いものになるということを実感しました。大学正門前にある中村屋珈琲店のロビン君も、大いなる学生の癒し。ご卒業の皆様には、ぜひこの大学ならではの学びを生かして、これからの人生を邁進して頂きたいと思います。
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産経新聞社主催「いけばな女流選抜作家展 併催 ジュニアいけばな展」が大丸心斎橋店北館14階のイベントホールにて、平成29年3月8日(水)から3月13日(月)まで開催されました。ジュニア展の嵯峨御流出瓶者の作品をご紹介します。
前期 山田百花・松岡莉子・汐月章乃・徳元風花
後期 田井智海・小山 薫・高砂 暉・高砂 諒
京都文化博物館6階において開催された華展のテーマは「京の花 永久に絆」(みやこのはな とわにつなぐ)。
9時半からの物故師範法要に続いて行われたテープカットには、黒沢全紹門跡猊下、草津栄晋総務部長様、井上與一郎大覚寺総代様、岡田脩克副総裁、垣花悦甫副華務長、田口小枝甫司所長、そして私も列席させて頂き、大勢の方々とともに華々しく開幕となりました。
華展会場は、嵯峨御流ならではの重厚で雅な伝承花の作品から、今年発表された嵯峨八葉蓮の花留を用いた心粧華作品まで、会員の皆様のご研鑽により嵯峨の魅力があますところなく発揮されていました。
平安司所は、初代司所長 長谷川菊洲先生が創立され、第10代長谷川喜洲先生、第11代垣花悦甫先生、そして現司所長12代田口小枝甫先生と、歴代の司所長はじめ役員の先生方のご尽力ならびに会員の皆様の熱い志により、京都におけるいけばな文化にも、多大なる貢献を、なさっておられます。今後益々のご発展を、お祈りいたします。
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大丸心斎橋店北館14階のイベントホールにて、後期展が開催されています。
3月11日(土)~13日(月)10時~20時
※13日(月)は午後5時閉場(入場は4時30分まで)
4月7日から9日まで大覚寺において、嵯峨御流の御始祖・嵯峨天皇様に花を献じる催し「華道祭」が開催されます。嵯峨御流の全国109司所、並びに海外司所の奉献花作品や、役職/教授/派遣講師による作品などが華道芸術学院や大覚寺境内の随所を華やかに彩ります。
また、本年4月から校名変更となる「大覚寺学園 嵯峨美術大学」の紹介を兼ねて、通称”嵯峨美”の学生の秀作も沢山展示されます。華道祭の作品展示は10時から16時まで。
嵯峨天皇奉献花法会(献花式)は、7日10時から12時、境内の石舞台にて行われます。
大覚寺は、嵯峨天皇様以来江戸後期までずっと皇室の方々が門跡様になられており、大覚寺最後の宮門跡(住職)となられた有栖川宮慈性入道親王様の150回忌法要が嵯峨天皇奉献花式と合わせて厳修されます。有栖川宮家とは四親王家(伏見・桂・有栖川・閑院)の一つで、寛永二年(1625年)に後陽成天皇の第七皇子である好仁親王が高松宮と称して創立されたのにはじまります。寛文七年(1667年)に後西天皇の第二皇子である幸仁親王が継がれ、同十二年、有栖川宮と改称され、以後、十代三百余年におよびました。
産経新聞社主催、いけばな女流選抜作家展。大阪心斎橋大丸北館14階にて開催中です。
併催ジュニア展。
10日は16時閉場。
後期展11日から13日。13日は17時閉場。
わたくしは、後期展に出瓶します。
http://www.sankei.com/smp/west/news/170306/wst1703060041-s1.html
http://www.sankei.com/smp/west/photos/170308/wst1703080103-p1.html
下の作品は、前期の嵯峨御流の作品です。
6日から10日まで、華道総司所は会議週間となります。私もほぼ毎日会議のため大覚寺へ。7 日の会議が終わり、拝観の方もお帰りになられた午後5時。時を告げる鐘の音。暖かで柔らかな陽射しに美しく映える諸堂の風景を、独り占め。
嵯峨天皇御宸翰の勅封般若心経が60年に一度、戊戌の歳にだけ開封されます。来年がその60年に一度、弘仁9年818年から数えて20回目1200年目の御開封となります。平成30年の10月~11月に行われる戊戌開封法会の英語版のパンフレットが本日発表されました。日本語の物も、もちろん総司所にあります。